日本とフランスのあいだ

雪国で生まれ育った親と、南米で育ったちびっこ達の生活記録です。筆者は、お笑いと福袋をこよなく愛す40代です。

田舎に飽きる…。

アヌシーまで10分のこの村に来て約2ヶ月半。ほとんど村から出ていません。よって、さすがに飽きて来ました…。
私は東北の生まれで、幼少期には、文字通り野山を駆け回って過ごしました。懐かしいのでは?と思われてしまうかもしれませんが、田舎生活はたっぷり堪能しましたので、全く懐かしくありませんσ(^_^;)どちらかというと、田舎者の反動丸出しで、ビルとか繁華街が大好きです。ビバ道頓堀!

しかしながら、今のところ週末は「義理の妹のところに呼ばれる」くらいしかイベントがありません(´-`).。oO 彼女達は、私が住む村よりも、さらに小さな村に住んでいます。



義理の妹のところに遊びに行った時、散歩に誘われました。歩いて10分もすると森です。牛が放牧されている場所を通り抜けると、第二次世界大戦の遺構がありました。義理の兄のところのちびっこ、マエとイズマエルも遊びに来ていたので、ワーワー騒ぐ子供6人を連れて出かけました。六者六様に全員言うことを聞かないので、どっと疲れます(*_*)



正式な名前がわからないのですが、いわゆる狭間です。防空壕のような作りになっています。第二次世界大戦中に造ったものの、結局使われなかったそうです。



野生の胡桃の木がそこら中にありました。リスがいるので、彼らが割った殻もところどころに落ちていました。私達も少し分けてもらいました(^-^)
義理の妹宅に戻ってから、子供達がトランポリンで遊んだ際、次女とイズマエル(5歳2人組)は、胡桃をポケットに入れたまま跳んで、負傷しておりました…٩( ᐛ )و

にほんブログ村 子育てブログ 海外育児へ
にほんブログ村
にほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へ
にほんブログ村

技能教科はどんなのかな?

日本の小学校では、国語・算数・理科・社会・英語の他に体育・音楽・図画工作・家庭。さらに、私の時代には「道徳」と呼ばれていた「生活」と言う教科も教えてくれます。私は日本の教育を受けて育ったわけですが、改めて充実した教育内容だな〜と思います。

フランスはと言うと。技能教科の時間数が日本よりも少ないようです。長女は小学校3年生です。そんな彼女の小学校での技能教科は⬇︎のような内容です。
【生活】
なし。
基本的に道徳などは家族が教えなさいと言うことなのかな。
【家庭】
なし。
技術・家庭は自分で習得しなさいと言うことなのかな。まぁ、好き嫌いや得意不得意がありますから、なくても良いのかもしれません。
【体育】
月曜日と木曜日
体育は日本と違って体育着はありません。ズボンとスニーカーで!とは言われていますが、ジーンズでもよしです。走りにくくはないのだろうか(°_°)
まずはちゃんと準備運動をしてから、グラウンドを走るそうです。一周毎に、先生がマーカーで、手にポッと印をつけてくれます。そのため、月木の長女の手はいつもポツポツ点がついています(^-^)走った距離は、教室に戻って合計を計算しているようです。
そして!晴れの日はラグビー
サッカーならなんとなくわかる気もしますが、小学校の球技がラグビーと言うのには驚きました。ラグビーボールは大人でも扱いにくいのにです。長女がちゃんとラグビーのルールを知っていて、さらに驚きました∑(゚Д゚)
そして!雨の日は太極拳
長女は「ダンス」と呼んでいますが、やって見せてもらうと、ポーズも動きも、どう見ても太極拳なんです。それって太極拳じゃない?と聞いてみたら、その呼び名にも思い当たるところがある…と言っていました。
【音楽】
2週間に一度、外部から音楽の先生が来てくれます。歌を歌ったり、ダンスをしたりするそうです。
【図画工作】
あるはず…。
学校が始まってから約2ヶ月が経ちますが、まだそれらしき授業はしていないそうです(^_^;)
➡︎国語の授業で「ポエム / 詩」があり、その詩を表現した絵を必ず描くことになっているので、そこで少し絵を描いています…。それが図画工作に含まれるのかな…(・・?)

当たり前のことですが、国が変われば教育内容も違うものです。それにしても、体育でラグビー太極拳って何度考えても面白い。


にほんブログ村 子育てブログ 海外育児へ
にほんブログ村
にほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へ
にほんブログ村

「ZEN」は「禅」ならず

私のフランス語はまだまだ発展途上ですが、気になっている言葉があります。ズバリ!「Zen」です。お察しの通り、 ZENは禅宗の「禅」から来ているようなのですが、フランスではもっと幅広い意味で使われていて、フランス製和語として浸透しているようです。

先日、緑茶が飲みたくなりリプトンの緑茶を買ってみました。お味は…う〜ん(o_o) ですが、そのパッケージには
"ZENのひと時を、日本の抹茶でお楽しみください"
と言うような一文が書いてありました。⬇︎

はて。ZENのひと時とは?
静寂さや、無駄のない美しさのことなのでしょうか。飲んでみたけど、私にはZENのひと時は訪れなかったような…。やはりまだまだ修行が足りんのかな。

日本っぽい庭を見かければ彼らはjardin zenと呼び、日本っぽいデコレーションを見かければc'est zenと言い、フランス人の集まりで無表情な私を見てelle est zenと言う…。フランスの人はZEN ZEN言いますが、これは明らかに私達日本人が思っている「禅」とは全く別物のようです。
彼らはZENを形容詞として使っていて、落ち着いている、物静かだ、そしてクールだ(かっこいい)と言う意味合いで用いているようです。わりとポジティブな意味合いで使われている感じがします。

ブラジルの日系人文化でも、日本と違う日本語が使われていることがありましたが、名詞が多かったようです。
日本でも本来の意味合いとは違う英語が、もはや日本語になっているように、海を渡れば日本語もその国仕様に変わるものなんだなぁと改めて感じました。



にほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へ
にほんブログ村
にほんブログ村 子育てブログ 海外育児へ
にほんブログ村

ちびっこジャズダンス♫

水曜日は幼稚園がお休みなので、午前中に次女は村のジャズダンスクラブに通っています。以前はバレエを習っていたのですが、アヌシーでは7歳にならないと「バレエ」の授業には参加できないようです。そのため、ヒップホップ、タップダンス、体操、新体操などいろいろ考えたのですが、格安で参加できる村のジャズダンスクラブでやる気と様子をみようと決めました。そして、次女に引き続き何らかのダンスをやる気があれば、来年からはダンス教室に通うのもよし、7歳からまたバレエを再開するのもよし、と本人と話し合いました。

村のちびっこジャズダンスクラブは、主に村の子供達で構成されています。幼稚園でお友達作りに苦戦している彼女には、他のクラスのお友だちと知り合えるよい機会かもしれません(^-^)

レッスン初日、公民館の別館となっていて、村の丘の上にあるアクティビティ施設に親娘で張り切って出かけました。次女は始まる2週間前からずっと楽しみにしていたので、やる気満々です。
しかーし!会場に到着すると…。約10人ほどの子供達は、誰一人としてやる気なし∑(゚Д゚)
泣き叫ぶちびっこ、座りこむちびっこ、母から離れまいと踏ん張っているちびっこもいます。きっとジャズダンスと言われても、まだなんだかわからかったんだと思います。やる気満々で、白タイツにレオタードなど着て行った次女がまるで仮装しているように見えましたσ(^_^;)
ママ達は子供達を必死に説得するも効果なし。10分待っても、15分待ってもレッスンは始まらず、相変わらず1人だけレオタードとタイツで張り切っている次女٩( ᐛ )و٩( ᐛ )و
20分後になんとか始まったレッスンでしたが、子供達は立つ気力もないらしく、1時間ずっと床に座り悲しそうにしている子もいれば、やりたくもないジャズダンスに自分を送り込んだ母をガラス越しに睨みつけている子もおりました(°▽°)
そんな中、なぜか全くやる気の衰えない次女と、聞いていないみんなにも届けとばかりに声を張り上げる先生が、2人だけでスキップをしたり、音楽に合わせて足をあげる練習をしたりと、傍目から見たらなんだか滑稽な時間が過ぎて行きました。先生が「娘さん、センスありますよ!」と褒めてくれましたが、いかんせん、他のちびっこが踊っていないので比べようがない…。

そして、3週間が経った今。10人だったメンバーが6人になり、今は4人(´-`).。oO 贅沢にもプライベートレッスンが受けられそうな勢いで生徒が減っています!3回目になっても、頑なに座り込むちびっこのママがとうとう「もう!やめるっ!」とキレていました。支払いは一括前払いと決まっていて、すでに村に受講料を納めているにも関わらず、彼女は全額返金を要求していました…。気持ちはわかるけど、でもなんか勝手な気もする(・Д・)

プライベートレッスンもなんかさみしいけど、クラブがなくなってしまうのはもっと困るなぁ、お金払ったし…。と、思いながら我々はまた来週も、息を切らして丘の上を目指し2人で登るのです。

⬇︎古い農家を改装し、アクティビティ用施設として利用しています。ヨガ、音楽、ダンスなどをこちらの施設で行なっています。

にほんブログ村 子育てブログ 海外育児へ
にほんブログ村
にほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へ
にほんブログ村

床板コーナー

改装中の家の床の半分ほどは、わが家のフランス人が1人で床板を貼るそうです。そういった作業を素人がするというのは、私にとっては驚きなのですが、けっこうフランスではよくある話のようです。
自分で床板を貼る人のために、ホームセンターには床板コーナーがあります。東京でも京都でも、ホームセンターにはお世話になったことがないので、私には新鮮でしたが、日本のホームセンターにも床板コーナーってあるのかな?
ホームセンターの「LEROY MERLIN」に行ってきました。このお店はブラジルにも支店があったので、フランスでも大型のホームセンターなんだろうと思います。

このお店にも、もちろん床板コーナーがあり、⬆︎の写真のように、様々な床板が壁面にディスプレイされています。光の当たり具合で色味がだいぶ違うので、見本品の床板を実際に下に置いてみて確認します。3階の廊下用と、2階の寝室に併設された浴室用(防水加工の床板)をこのお店で買うことにしました。

気に入った床板が決まったら、パッケージを必要な分だけ大型カートに乗せてレジまで運びます。

廊下と浴室の分の床板を450ユーロ(約58,800円)で購入しました。ちょうど気に入った色の床板が、在庫処分品になっていたので安く買えたました(^-^)
床の値段の相場がわからないので、この金額が高いのかどうかもよくわからないけれど、自分で貼るんだから、きっと格安の値段なんだろうなぁ…。

にほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へ
にほんブログ村
にほんブログ村 子育てブログ 海外育児へ
にほんブログ村