日本とフランスのあいだ

雪国で生まれ育った親と、南米で育ったちびっこ達の生活記録です。筆者は、お笑いと福袋をこよなく愛す40代です。

京都ライフは自転車で

 京都に来て、自転車移動をする人の多さと駐輪場の充実ぶりに驚きました。電動自転車の数もかなり多いです。こども二人を前後に乗せているお母さんもたくさんいらっしゃるので、電動でなければ重くてたいへんです。忙しいお母さん方、時々信じられないようなスピードで駆けていきます。傘をしっかりと固定できるバーをつけている人もいれば、携帯ホルダーをつけている人もいます。自転車は京都の方々にたいへん愛されているようですね。

  わが家はマンション住まいなのですが、マンションの駐輪場は一世帯二台までと言われています。そうしなければ、マンションの駐輪場が溢れかえってとんでもないことになってしまうのかもしれません。

 通学に必要なので、わが家もまずは私と次女の二人乗り用と、長女用の二台を購入しました。よってしばらくの間、わが家の父は3人を追って走ると言う奴隷のような外出をしていました。電動自転車ではないので、彼はラッキーだったと言えるでしょう。

駐輪場は一台につき年間3,000円ほどかかります。父の自転車は週末しか使わないので、管理人さんに確認の上、エレベーターで部屋まで運んで、ベランダに置いています。

 三人家族のお友達のマンションは、駐輪場は二台まで、自転車をベランダに置くことはできないそうで、二台だけ購入(➡︎誰か一人走る、わが家のように、その役目は父)という選択はないので、バスで移動することに決めたそうです。

 八年ぶりの自転車生活は本当に嬉しいもので、自転車用の合羽や手袋を購入して京都自転車ライフを楽しんでいます。

 

 町中には駐輪場もたくさんあり、道端に停めている人はあまり見かけません。違法駐輪の取り締まりもあるようです。 今は活用できていますが、最初は駐輪場の利用方法がわかりませんでした。ショッピングセンターの駐輪場を利用した時に、係員の方に「あの、これはどうやって使うんですか?」と聞いて少し驚かれました。京都には駐輪場の使い方がわからない人など外国人観光客以外あまりいないのでしょう。

 

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 ⬆︎京都の町にはこんな駐輪場がたくさんあります。前輪を駐輪機(?)にグイっと差し込むと、両脇から前輪を固定する鍵がでて来ます。(コインパーキングのような形式です。)場所によって、最初の30分〜3時間が無料です。その後3時間または6時間毎に100円〜150円ほどの料金がかかります。イオンモールなどでは、レジで駐輪券を提出してサービス券をもらい、駐輪料金の支払いに使うこともできます。

 

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 ⬆︎出庫する時は、まず精算機 で料金を清算します。各駐輪機に番号が付いているので、その番号を入力すると料金が表示されます。料金を支払うと、鍵が外れて出庫できるというシステムです。料金は現金の他にPiTaPaと言うチャージ式のICカードでも支払いができます。また、 駐輪時に暗証番号を設定することができる駐輪場もあります。

 

 一年を通して観光客の多い京都ですが、レンタサイクルもたくさんあり、外国人の方々も自転車で京都観光を楽しんでいます。先日行ったレストランでは「自転車で来た場合もお酒の提供はできません」と張り紙がしてありました。自転車だって飲んだら乗るな、飲むなら乗るなってことです。

 だんだん寒くなって来ましたが、できる限り自転車移動で頑張ろうと思います!