日本とフランスのあいだ

雪国で生まれ育った親と、南米で育ったちびっこ達の生活記録です。筆者は、お笑いと福袋をこよなく愛す40代です。

おばんざい【おくどはん】

 京都と言えば「おばんざい」です。京都市内では「おばんざいランチ」と言う看板もよくみかけます。

 おばんざいとは何かなと思っていたのですが、東日本出身の私には「お惣菜」と言う言葉の方が馴染みがあります。「おばんざい」が京都の言葉なのか、関西はたまた西日本の言葉なのかはわかりませんが、「お惣菜」や「お惣菜ランチ」と言われるよりも、「おばんざい」と言われた方が、なぜか特別感があって、魅力的に感じてしまいます。

 「おひとりさま」と言う言葉ができる前から単独行動をしていた食いしん坊なので、京都でも平日のお昼に1人でいろいろ食べ歩くのが大好きです。おばんざいをいろいろなお店に食べに行ったりもしましたが、東から来た私には味付けが上品過ぎて、なんか物足りなさを感じていました。食べ放題のお店にも行きましたが、ほとんどが野菜料理で、肉は少な目です。食いしん坊の私は野菜をいくら食べても腹が膨れず、物足りなく、ついつい脂っこい物を欲してしまいます。それに、野菜が多い割にはお財布に優しくないのです。それだけ、おばんざいは用意がたいへんということは理解しているのですが、やっぱりご飯に合うタンパク質が欲しいなと思ってしまいます。食い意地が張っていてすみません…。

 先日、愛知からわざわざ日帰りで友達が遊びに来てくれることになり、おばんざいのリクエストをいただきました。薄味のお店にばかり当たっていたのでちょっと不安でしたが、食いしん坊な私も大満足のおばんざいランチをやっとみつけました!!見つけた時は心底うれしかったです。

 

 「おくどはん」のおばんざいランチは、かまどで炊くご飯はもちろん、どのおばんざいも全ておいしく、肉や魚も食べ応えのあるメインになっています。町家で雰囲気抜群な上に、お値段もお手頃です。むしろ、内容を考えると安いくらいです。おばんざいに苦手意識があった私も、このお店に出会って考えが変わりました。勝手におばんざい離れしなくてよかったです。ありがとう、おくどはん。

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【おくどはん】

http://www.the-la-mart.com/okudohan/