日本とフランスのあいだ

雪国で生まれ育った親と、南米で育ったちびっこ達の生活記録です。筆者は、お笑いと福袋をこよなく愛す40代です。

関西風たまごサンド【喫茶マドラグ】

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 同じ日本国内でも、東と西では食べ物の呼び方が違ったり、味付けが違ったりするようです。うどんは有名な例ですが、洋風メニューのたまごサンドも違うと言う事をしりました。

 私は東日本で生まれ育ったので「たまごサンドイッチ」と言えば、ゆでたまごをつぶしてマヨネーズをまぜた「たまごサラダ」をパンに挟んだものです。

 関西(京都?)のパン屋さんや、喫茶店で売られている「たまごサンドイッチ」には2種類あります。1つは、東日本と同じでたまごサラダを挟んだものですが、2つ目はなんと!「だし巻きたまご」を挟んだサンドイッチです。

 初めて「だし巻きたまごサンドイッチ」を見た時は、日本で新しく流行りだしたメニューなのだろうと思っていましたが、どこのパン屋さんに行ってもこのタイプのたまごサンドイッチがあり、近所の喫茶店には、だし巻きたまごサンドイッチを求めて、連日長蛇の列ができています。

 インターネットで調べてみると、関西では昔からだし巻きたまごを挟んだサンドイッチが食べられているそうです。

 【喫茶マドラグ】という喫茶店は、とてもだし巻きたまごサンドイッチがとても有名なお店です。このお店のだし巻きたまごサンドイッチを食べるために、みなさん遠方から来ていらっしゃいます。桜や紅葉の季節など、京都でも特に観光客が多い時期は、お昼過ぎにはもう夕方までの予約でいっぱいです。「パン売れ切れました」と張り紙がされている日もあります。

 私も、愛知から友人が会いに来てくれた時に、1時間待ち(席を予約して、1時間後に戻って来ることができます)で行ってきました!それが、⬆︎の写真のたまごサンドイッチです!厚さは10センチくらいあるのではないでしょうか。もはや、サンドイッチと言うよりも、だし巻きたまごを食べている感じでした。フワフワで柔らかくて、かなりのボリュームです。友人と各1品頼んで、たまごサンドイッチは半分ずつ食べようと決めたのですが、どうしても食べ切れず、申し訳ないのですが残してしまいました…。他のメニューは頼まず、このサンドイッチだけに集中することを強くお勧めします!

 

madrague.info