ゴロゴロ、ゴミ箱
フランス全土なのかどうかは、アヌシーしか知らぬわたしにはわかりませんが、家庭ゴミを出すためのゴミ箱は、↑のようなタイヤ付きのゴロゴロ引きずって移動できるものが主流です。大きさはいろいろありますが、わが家は以前の家主さんが使っていたものを引き継いで使わせていただいております。けっこうな大きさですが、このタイヤのおかげで楽々移動できます。
渡ちゃん一家が住んでいる地区は、毎週金曜日の16時頃がゴミの回収時刻です。金曜日の朝になると、各家庭、自宅前の大きめの通りまでゴロゴロ引きずって行き、夕方帰宅した時にまたゴロゴロと持ち帰ります。
先週は、朝のうちにゴミ箱を出すのをうっかり忘れてしまい、16時過ぎにゴロゴローー！ゴロー！ゴロゴローー！と息を切らしてダッシュで引きずって回収地点に向かいましたが、努力も虚しく間に合わず…。数秒後には、ゴミでいっぱいのゴミ箱を、しょんぼりと引きずって帰りました。気がついたら猫背になっておりました。
このゴミ箱は夕方に回収しないと、通りすがりの人々が、ここぞとばかりにゴミを入れて行ってしまうので、忘れずに回収しなければなりません。
長女は、ゴミ収集車の後方ステップに立ち乗りして、自由自在に降りたり乗ったりしながらゴミを集めるという仕事に憧れているようです。確かに、軽トラの荷台に乗った時は風を受けて最高だったなぁ〜と昔を思い出し、自動車のステップに立って移動するなんて、それもなかなか面白そうだと話しながら、親子でゴミ収集車が通る度に立ち止まって見送っています。
