日本とフランスのあいだ

雪国で生まれ育った親と、南米で育ったちびっこ達の生活記録です。筆者は、お笑いと福袋をこよなく愛す40代です。

村の小学校

 長女は、2009年12月生まれの現在8歳。フランスではCM1、日本では小学3年生です。

 9月3日から学校が始まり、今年1年の授業などなどについての説明会がありました。

 

 担任の先生は、

①平日はゲームをさせないこと

②学校に来る前にテレビは見せないこと

③21時には就寝させること

④飴を含む、お菓子類は持って来させないこと

を約束してほしいとのことです。わが家はゲームは持っていないのと、テレビ、タブレット、携帯は親の許可なく使えないので、これらはまあまあ守れそうです。

  校長先生は、下校時刻16:30になったらば、学童保育に申し込んでいる子供達を除き、学校は一切関与しないと何度も念を押して保護者達に注意しました。これは学校に転入届を出した時にも言われ、登校初日にも言われ、さらに連絡帳にもしっかり記載されています。義理の妹の話では、これまでに、なんやらトラブルがあったそうです。

 京都のリセでは、お迎え時刻に万が一遅れてしまった場合は学童保育に連れて行ってくださり、すぐに保護者に確認の連絡をくださいました。私も2回遅れてしまったことがあり、本当に助かりました。しかーし!こちらの学校はそういったことも一切行わないそうです。担任の先生が付き添ってくれたりすることはなく、子供一人で保護者を待たなければならないそうです。つまり、絶対に遅れるなということなのでしょう。そこまで言わなければ時間通りに来ない家庭が出てくると言うことだと思います。先日も、長女のクラスで家族写真を持って来るという宿題が出されました。提出日は1週間前から告知されていましたし、連絡帳にも書かれていましたが、提出日に持って来たのは、クラスの半分の13人だったそうです(^_^;)期限や時間を守ると言うことを、あまり気にしない人種なのかな…。

 

 授業の内容としては、

アメリカの小学校と動画で交流する企画

 アメリカの子供達はフランス語を学び、こちらの子供達は英語を学ぶ中で、動画でペンパル的にやり取りをするそうです。

②冬にはスキー教室

 毎年誰かしら骨折するそうな…。雪山に迎えに行けるようにスタンばっておかなければなりませんね∑(゚Д゚)

③映画鑑賞

1本目は白黒無音声映画、2本目はアニメーション、3本目はその時に子供達が観たいもので、3回ほど連れて行っていただけるそうです。

④宿題

読み書きを中心に1日20分程度のものを課し、毎週金曜日にはフランス語の書き取りテストがあります。

⑤席替え

必要に応じて、授業中におしゃべりをしたり、イタズラをしたりすれば、教壇に一番近い席に座らされます。既にそのシステムにより、教壇の真ん前にされた男の子のお父さんがだいぶ動揺しておりましたが、お父さんもけっこう騒ぐタイプのようでしたε-(´∀`; )

 

 アヌシーにも私学はあります。私はちょっと気になる学校もあるのですが、夫は全く興味がないようなので、長女も次女もずっとこの村の学校に通うことになるでしょう。

 村の小学校は公立ですから、地域のいろんな子供達がいます。アジア系はわが家を含めて3家族くらいですが、ヨーロッパ系、アフリカ系、中東系と様々な人種が通って来ています。これは、私がフランスの学校で気に入っている点です。わが家はこの学校では、マイノリティ中のマイノリティですが、学校生活を楽しんで欲しいなと思います(^-^)

 

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