日本とフランスのあいだ

雪国で生まれ育った親と、南米で育ったちびっこ達の生活記録です。筆者は、お笑いと福袋をこよなく愛す40代です。

どこでもドアってどこにあるのかな

お義父さん達が老人クラブで旅行に行っておりました。その間渡ちゃんズのフランス人は、残りの駐在期間を全うすべく3週間ほど単身大阪で暮らしており、アヌシーのお義父さん宅は、渡ちゃん➕ちびっこ2名の、日本人とほぼ日本人の3人がひっそりと生活をしていました。

フランスに到着してから急に、足にできていた魚の目が悪化して、歩くのがしんどくなっていたのですが、親娘3人暮らしになってから、とうとう靴を履くだけでもかなりの痛みを感じるようになっていました。➡︎後日わかったのですが、ウィルス性の魚の目で、できどころが悪かったようです( ´Д`) 如何せん、子供達2人の送迎は必須。しかもお昼休みも送迎があり、それまでに子供の食事も用意しなければなりません。
友達はゼロ、頼みの綱のお義父さん達はパリ観光…と八方塞がりです。まぁ、ブラジルでだって、親戚や子供を預けたりする先もなく、言葉が不自由だっておおよそのことは自分でやって来ました。京都に住んでいた時だって親族はいなかった。フランスでもなんとかするしかないでしょう。
と言うわけで。毎朝たった10分程度の送迎にも関わらず、痛みがさっきよりも増した魚の目を、二時間ほどベッドで休ませ、少し良くなったら昼ごはんの準備をし、子供達の昼休みに備えます。午後の授業に送って行ったら、また足を休ませると言う、足メインの日々を過ごしました。
こんな時、遠くに住む親戚よりもずっと頼りになるのは、心の友AmazonAmazonフランスで、緩めの靴下を購入し、クロックスもどきのサンダルを購入。かなり助かった〜o(^-^)o

本当は魚の目対策で、お義父さん達がお留守の間だけでも給食にしようと思っていたのですが、給食システムを利用するには、まずは給食システム利用登録を済ませ、パスワードをもらい、そこから申請しなければ利用できないのです。しかーし!それらをすっかり夫任せにしていたために、いざという時に利用できずじまい。何事も人任せはいけないものですm(._.)m
もちろん、病院に行きたいずっと思っていましたが、この村にはバスが1時間に1本のみ。午前中に病院に行ってしまったら、お昼のお迎えに間に合わず、午後に行ってしまっても下校時刻にお迎えに行けないのです。そしてタクシーもなく、給食の申し込みもうまきできない…。無力〜(´ε` ) ブラジルに住んでいた時も、京都に住んでた時も、交通機関が整っていたため、自力で病院くらい行けたのに…と思うと、自分一人では病院に行くこともできない無力さを感じました。

長女が頻繁に「どこでもドアあったらいいな〜」などと、お気楽なことばかり言っているのに呆れておりましたが、母も「どこでもドアあったらいいな〜」とけっこう本気で思い始めております。

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