日本とフランスのあいだ

雪国で生まれ育った親と、南米で育ったちびっこ達の生活記録です。筆者は、お笑いと福袋をこよなく愛す40代です。

「ハイ」になる

ランナーズハイ」とは、長時間走り続けたランナーが、苦痛や我慢を乗り越えた結果、その後に訪れる陶酔感や恍惚感を言う。

近頃、私に訪れつつあるのが「同居ハイ」。
義理の両親の家で同居すること、早3ヶ月。最初の1ヶ月は問題なく過ぎ去り、その後だんだんとお互いにストレスがたまっておりました。そして、家の片付け、子供のお世話などなどを巡り不穏な空気が漂い始めたのが同居から1ヶ月半頃…。

その頃、お義父さんが運転を怖がる私に同乗して教習してくれていました。
ある日、日本とは違う『右側優先』の原則に私が気がつかなかったため、お義父さんがとうとうキレたのです(゚o゚;;
『右側優先』は、こちらが国道のようなより大きな道、またはよりスピードが出ている道を走っていても、右側の小道からひょっこりと出てくる車が優先というルールです。怒られてすっかり萎縮してしまった私。その後の運転は散々なものでした。家に到着してから「そんなの、私は道路も左右逆、運転席とかウィンカーも左右逆、早く行け行けって言われる道は知らない道だし、ロータリーは多いし!二車線の左右両側に、子供のお迎えの車が1キロも続いてるところに対向車は来るし、お義父さんは全部フランス語だしで、考えること多すぎます!」と逆ギレしてしまったあの日。この日がきっかけで、しばらくの間気まずくなってしまいました。それ以降、お義父さんからも、私からも車の練習を申し出ることはないまま時が過ぎ…。

そんなこともありましたが、同居3ヶ月を過ぎようとしている今。なんだか、ここで暮らしていることが普通のことのように思えています。「ハイ」と言われる陶酔感や恍惚感はありませんが、苦痛や我慢は乗り越えた感がありますσ(^_^;)
そんな「同居ハイ」に近づいている私ですが、いつまでも同居なのには、それなりの理由があります。

改装は①設計②工事③ガス、水道、電気④床板⑤塗装などなど、それぞれ別の業者さんが担当します。ハウスメーカーが取りまとめてくれるわけではないため、自分たちで好きな業者を選べると言う利点はありますが、それぞれ個別にやり取りしなければなりません。①②までは約2年遅れて終了しましたが、わが家はその後が滞っております。

ライフライン担当のおじさん
とにかく電話に出ない。メッセージを残すと翌日連絡をくれたりするのですが、工事日を決めるのに、毎回1週間はかかります。このおじさんは、だいたい月に一度くらいのペースで工事に来てくれるわけですが…。とうとうわが家の鍵を紛失しました((((;゚Д゚)))))))
滅多に来ない業者さんに、何ヶ月も鍵を預けておくシステムがまずおかしいと思うのですが、顧客の家の鍵を紛失するとは!
おじさん、約束の工事日に現れなかったので、相方が連絡したら「お宅の鍵を無くしたから…ちょっと」と言い出したそうな。ふぅ〜。
とにかく!工事はすぐにしてもらわないと、来週は台所工事が入るから、工事はして下さい!と、なんとか工事はしてもらいました。(予定の半分だけ作業して、帰っちゃいましたけど…。)

④フローリング担当のコソボ
先月末、無事にフローリングが完成して喜んでいました。しかーし!まだ住んでもないのに、床板に不具合が…。どうやら、しっかりはめ込まなかった部分があるようで、ところどころフローリングがズレて来ているところがあるようなんです。
「今日の夕方見に行きます。その前に電話します。」と言われたものの。一日連絡のないまま夜になりました。翌朝もう一度連絡して、やっと19時頃来てもらえましたが、「う〜ん。普通です。床板ってこういうものですよ。」と取り合ってもらえませんでした。しかし、相方は納得がいかなかったようです。彼らのやり直しを拒否を受け、1週間考えた結果、他の業者に頼んだらまた一からお金がかかってしまうので、このまま工事を続けることに決めました。床板だけなのか、フローリング工事作業にも適用されるのかはわかりませんが、5年間の保証があるため、そう決めたようです。

④塗装やら庭の作業やらを担当している業者
何度、連絡しても一切応答なし。

ひとまず引っ越しはできるのだろうか。それとも、このまま「同居ハイ」に突入するのだろうか。そして、おじさんは、わが家の鍵を見つけられるのだろうか。乞うご期待!

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