日本とフランスのあいだ

雪国で生まれ育った親と、南米で育ったちびっこ達の生活記録です。筆者は、お笑いと福袋をこよなく愛す40代です。

徒歩通学は肩身がせまい…

東京でもタワーマンションなるものは、それだけでとってもお値段・お家賃がお高いそうですが、上層階となると更にお高いそうですね。タワーマンションは私には無縁の世界です…。
が、なんと!わが村もタワーマンションと同じで、村の上(➡︎つまり山の上)にあるお宅は、上であればあるほど土地代が高く、そんな高い土地を買う方々のお家はとーーっても大きいのです!そしてタワーマンションの低層階とも言えるのが山の麓。そんな麓に住んでいます σ(^_^;)

わが家がこの村に家を購入したのは、もう10年前になります。当時は村のあらゆるところが草原で、夏には牛が放牧されていました。牛のにおいに困った思い出さえもあります。
しかしながら。お義父さんの話では、この10年でフランス他県から、そして他国からも続々とアヌシーに人々がやって来たそうで、わが村も含みアヌシー近郊の村がどんどん住宅地に変わってきたそうです。この村で牛が放牧されていた草原は、元々酪農家の方々の土地です。日本も同じですが、アヌシーでも今は酪農を継ぐご家庭は少ないそうで、放牧などに使う必要がなくなった彼らの土地はどんどん買われて行き、建売住宅やアパートが次々と建設されました。そんなわけで、わが村の人口も増えて来ており、山のなるべく上を求める裕福な方々なんかも増えて来ているんですね。

幼稚園・小学校は山の麓にあり、麓の民のわが家からは徒歩で5分です。我々は雨にも負けず、風にも負けず、もちろん徒歩で通っているわけですが、山の上に住む方々は麓の学校に車でやって来ます。(しかも、高級外国車で!)わが家の近所で、絶対歩いて来られる距離に住んでいても、車で送迎している方もいます…。そうすると、どうなるかと言うと。⬇︎こうなります。(撮影した日は、車が少ない方です。)

急に住民が増えてきたことによる幼稚園・小学校の駐車場不足が問題なのですが、送迎の時間になると、みなさん歩道に車乗り上げて駐車するのです。しかも両側に…。更に、写真手前のロータリーの内側にはいつも3台停められています。こうなると。麓に住む我らのような住民は、歩道が通れないので、車道の真ん中を幼稚園児を連れて歩いて帰らなければならないのでーす!前後からは送迎の車が走って来ると言うのに。歩道に駐車した車が、急にエンジンをかけて発進しようとするのに…。麓住民が通学するための歩道をちゃんと空けてくれ〜!麓の民に愛の手を〜!
※決して、お金持ち対するやっかみではありません (´・Д・)」

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