日本とフランスのあいだ

雪国で生まれ育った親と、南米で育ったちびっこ達の生活記録です。筆者は、お笑いと福袋をこよなく愛す40代です。

イースターたまごに懸ける情熱

「スキーバカンス」から時は過ぎ、あれよあれよと言う間に今度は「イースターバカンス」中です。
村の幼稚園にとって、すっかり都合のいい女となったわたくしめ、週に2回、3回とお手伝いに呼ばれることが増えまして、すっかりこちらのblog日記が疎かになっておりましたσ(^_^;)

仏教的な思想が流れているわが家ですが、子供達はイースターを毎年とっても楽しみにしています。長女は4月になると、我らの憩いの場『カルフール』の入口に陳列されるたまご型チョコレートに身も心も奪われ、寝ても覚めてもたまご型チョコレートのことを考えない日はないらしく、とにかく1個買ってもらうまでは落ち着かないようです。母としては、なんならイースターが過ぎて値段が下がってから、できれば半額になってから買ってあげたいものです。

毎年、チョコレート目当てなのか、おまけ目当てなのかわからなくなり、自分を見失いがちな長女は、例年通りKinder社の巨大チョコレートを1つ購入しました。そして、とにかくビジュアル重視の次女はウサギ型のチョコレートと、ミニミニたまごパックを選びました。そんなウサギはイースター前に、既に頭部から次女にガブリとやられ、首から下だけがテーブルに寂しく残っております…ε-(´∀`; )

イースター当日には、「たまご探し」かっこよく言うと「エッグハンティング」を行うのがフランスのちびっこ達の恒例行事です。京都在住時は、幼稚園のお友達と贅沢にも京都御所の児童公園でたまご狩をしました。小さな子供達が走って探し回る姿は本当に可愛らしかったなぁ(´∀`)今年も京都のみんなは御所でたまご狩したのかな〜。


義理の妹が、お義父さんの家の庭や畑に小さなたまご型チョコをたくさん隠してくれます。すぐに見つかるようなところに隠してくれるのですが、それでも子供達は大興奮です。

長女はこのたまご狩が好き過ぎて、集めたチョコレートをもう一度大人に預け、自宅の庭、次は室内と場所を変えて何度でもやろうと提案します。
次女は食べる方が大事なので、その提案を却下。そんな妹に土下座せんばかりに懇願する長女。一体何が彼女をそこまでたまご狩に駆り立てるのか。長女はキリストの復活を祝うことなんかすっかり忘れて、たまご型チョコレートですっかり自分を見失う。もはや、これがわが家のイースター風物詩となっております。


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