日本とフランスのあいだ

雪国で生まれ育った親と、南米で育ったちびっこ達の生活記録です。筆者は、お笑いと福袋をこよなく愛す40代です。

雨の訪問客

 せっかく暖かく(むしろ暑く)なったと思ったら、また16度まで気温が下がったりと、なかなか気候が落ち着かないアヌシーです。昨日も一昨日も雨でした。

 そんなある日の夕方…。

ピンポン!ピンポン!ピンポーン!』『ピンポン!ピンポン!!ピンポーン!!』

 わが家のチャイムが連打されました Σ(゚д゚lll)

 こんな風にチャイムを連打するのは、義理の父か親戚の子供達以外に考えられません。1回でいいよ、1回で〜と呆れながらも「19時とは、子供達が遊びに来るには遅い時間だなぁ。はて?」と少し不思議に感じました。わが家の姉妹も、こんな鳴らし方をするのは従兄弟に違いないと嬉々として玄関に走り出しましたが、子供達が玄関に到着する前に!またしても!!

ピンポン!ピンポン!ピンポーン!』『ピンポン!ピンポン!!ピンポーン!!』さらに、『ドンドンドンドン!!バンバンバンバン!!』と玄関のドアを力いっぱい叩く音が聞こえ、さすがにいたずらっ子のヤニスとユーゴでもここまでするはずもなく、お義父さんだってチャイムは鳴らしてもドアまでは叩かないはず。これは!火事か何かの緊急事態に違いない!まさか、わが家の車庫が燃えていると言うのか〜!!!と、私も急いで向かうと、先に玄関に走って行ったわが家の姉妹が、それぞれ自分の身を守ろうと、お互いを手で押し合いながら我先にと逃げ帰って来ました ヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3

引き続き『バンバンバンバン!』と叩かれ続けるドア。長女は「ママ!もう1回で、玄関のドアが壊れちゃうよ」とドアの強度が心配な様子です。割と現実的。

なんかとっても怖いけど、母たるもの強くあらねば!と玄関に向かうと!そこには、半袖Tシャツから伸びた腕に、隆々とした筋肉を蓄えた、誇張なしに190cmほどの大男(もちろん外国人)が、雨に打たれ、それはそれはずぶ濡れで立っていました。これは、アメリカのホラー映画で見た光景 ((((;゚Д゚))))))) 月曜日なのにジェイソン??!!

間もなく泡を吹きそうなほど驚きましたが、ずぶ濡れの外国人が小さな箱を私に手渡すと「急がせてすみませんでした。宅急便です。」と言い残し、雨の中を去っていきました…。しーん…。

チェーンソーじゃなくて良かった〜。Amazonの配達にかける情熱が、まさかこれほどまでに我らを震え上がらせるとは。とにかく、緊急事態とか強盗とかでじゃなくてよかったとほっとしました。

 どうやら、その映画ような光景がかなりの衝撃だったようで、次女はその晩『家に泥棒が入って来る夢をみた』とうなされておりました (°▽°) ちゃんちゃん。

 

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