日本とフランスのあいだ

雪国で生まれ育った親と、南米で育ったちびっこ達の生活記録です。筆者は、お笑いと福袋をこよなく愛す40代です。

学芸会のかたち。

今週のお題「2019年上半期」

村の幼稚園、小学校共に今週が学年最後の1週間です。今年は7月6日から9月1日まで夏休みとなり、9月2日からは新しい学年に上がります。

学年末に入った1ヶ月ほど前に、幼稚園からfête de l'écoleがあるとお知らせが来ていました。当日は飲み物はPTAが販売し、おつまみは1人一品持ち寄りで、みんなで楽しみましょうと書いてありました。京都のリセでもそうだったように、子供達の学芸会/発表会を兼ねた大きなイベントにちがいありません。
次女がシャワーで毎日ぶつくさ1人で話しをしているのは、演劇の練習なのかもしれないし、長らく歌を歌い続けてなかなかシャワーから出てこないのは、歌の発表の練習なのかもしれません。気合いが入っているではないかと感心する母。

金曜日の19時から始まると宣言されたこのイベントに、不覚にもギリギリになってしまい、焦って幼稚園に到着したのは18時58分でした。しかし、幼稚園には会場準備のPTAの方数名と、そのお子さんがいるだけで、まだ誰も到着しておりませんでした ∑(゚Д゚) さ、さすがだ。開始時刻の2分前到着なんて、フランス人達にとっては早過ぎるのでしょう。フランス生活早1年ですが、我々はまだまだ日本人です。

19時半頃からステージ上に見知らぬおじさんが上がりました。おじさんは胸元にヒラヒラが付いた中世貴族のようなブラウスを来て、ギターをチャララン♪と弾き始めました。子供達の発表のために用意されたとばかり思っていたステージでしたが、それは私の勝手な思い込みで、おじさんの弾き語り漫談が始まりました!フランス語で親父ギャグ的なことを言ったり、お客さんを巻き込む漫談が続きました。私にはよくわかりませんでしたが、子供達もノリノリのご様子。後半には子供達にワルツを踊らせると言うすご技まで飛び出しました (°▽°)
綾小路きみまろってこんな感じなのかな〜と思いつつ。気がつけば、おじさんのペースに乗せられて1時間が経っておりました。子供達も⬇︎の盛り上がり様。私が期待していた、演劇だの歌だのの子供の発表はありませんでした Σ('◉⌓◉’) これが、フランスの年度末のパーティーなんだろうなぁ。成長した姿を発表したりするわけでもなく、子供も一緒に盛り上がって打ち上げしちゃおうぜ〜!イェイ!と言うのが、フランス流なのかもしれません。

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