日本とフランスのあいだ

雪国で生まれ育った親と、南米で育ったちびっこ達の生活記録です。筆者は、お笑いと福袋をこよなく愛す40代です。

高級しいたけ

フランスの一般家庭の朝ごはんは、甘いもの+飲み物。以上!です。
例えば、パウンドケーキだったり、フランスパンにジャムとバターだったり、クロワッサンだったりと変化はありますが、それらと飲み物です。国内旅行に言った時も、ホテルの朝食はケーキやパンにジャム、ヨーグルトや果物が少しと言った具合でした。日本のように、朝からハムやベーコン、卵料理、サラダなどを食べる習慣はないようです。

わが家の場合、母である私が少しでも楽をしようとする道楽者ですのでσ(^_^;)、平日はフランス風の朝食で済ませて、休日は日本風に食べています。そして、昼・夜は日本の家庭料理(和洋折衷スタイル)です。そのため、食材も日本寄りのものを買うことが多く、食費もフランス人家庭と比べたらだいぶ高いようです。しかし、食べること寝ることだけはどうしても譲れない私(°▽°)まぁ、わが家は母が、オシャレなフランス人マダムと違ってずんぐりむっくりで、衣類、化粧品、交際費に全くお金がかからないので、そこでバランスをとっております。

わが家のフランス人はしいたけが大好きです。私はしめじや舞茸が好きで、子供達はキノコならばなんでも好きと言うキノコラバーズが揃った家庭です。
しかしながら、フランスでしいたけは高い…。マッシュルームの1キロ約4ユーロ(484円)に対し、しいたけは1キロ約15ユーロ(1,815円)もするのです((((;゚Д゚)))))))
そして、しいたけはなぜか絶対セールにならない!この2年間、しいたけの値段が下がったのを一度も見たことがありません。安定の高級品。おかげで、売り切れることはほとんどありませんが、普通のフランス人からしてみたら他のキノコで代用すればいいのにと言ったところでしょう。

家族でホームセンターに行った時、夫が「オモシロイモノミツケタ」とキノコ栽培キットコーナーからしいたけ栽培キットを持って来ました。そこで、このキットを買えばわが家のしいたけ代が少し節約できるのではないか、好きなだけ食べられるのではないか٩( ᐛ )وと自分達の都合のいいように、しいたけがどんどん育つ幻想を抱き、喜んで購入しました。

⬇︎しいたけ栽培キットなのに、しめじの絵が描いてあるのはなんでなんだろう(°▽°)

しいたけ好きの夫が、毎日霧吹きで水をかけて手塩にかけて育てていたのですが、ある日悲劇が!!なんと、テーブルの消毒用に常備しているアルコール除菌スプレーを、しいたけの株に吹き付けてしまったのです∑(゚Д゚) 菌類のきのこにまさかの除菌スプレー!!
大至急、除菌スプレーを吹き付けた部分をナイフで削ぎ落としましたが…。購入後に、わが家で栽培に成功したのはたった2本。

今となっては、1キロ15ユーロのしいたけの方が割安。確かに肉厚でおいしかったのですが、今のところは他に生えてくる気配もなし…。栽培キットが20ユーロ(約2,420円)ほどでしたので、1本10ユーロ(約1,210円)という高級品を食べていることになりますΣ(゚д゚lll)昔話でも学んだように、やっぱり欲張ったらいけないということなんですなぁm(._.)m

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