日本とフランスのあいだ

雪国で生まれ育った親と、南米で育ったちびっこ達の生活記録です。筆者は、お笑いと福袋をこよなく愛す40代です。

長蛇の列の先にはモンブラン

 私は商店街が大好きです。東京に住んでいた頃は「蒲田商店街」「糀谷商店街」「武蔵小山商店街」に特にお世話になりました。

 京都では、中京区役所の南側に「三条商店街」があります。新京極や寺町通りをのぞけば、京都最大のアーケード街だそうですね。こちらの三条商店街は、カフェやレストラン、スーパー、薬局、自転車屋さん、電気屋さん、衣料品店、雑貨屋など生活を支えてくれるお店が一通り揃っています。

 その中に一軒、週末になると夕方までずーっと列が途絶えることのないお店があります。「cafe KEIZO」です。引っ越して来た半年ほど前には、行列はしていなかったように思います。テレビで紹介されたり、撮影に使われたりしたのかもしれません。カフェはゆっくりするお客さんが多いので、待ち時間の想像はつきませんが、かなり待つことになると思います。それでも、待ちたいのはなぜなのか、その先には何があるのかを知りたく、並ばずに済む平日の夕方に子供達とおやつを食べに行って来ました。

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  【Café KEIZO】

 週末には10メートルほどの列ができます。とってもすてきな雰囲気です。中はお菓子工房とカフェに分かれています。

 お店の方に、週末の行列の理由を聞いてみると、みなさん「10分モンブラン」を目当てに並んでいるそうです。なんでも、このモンブランは中(土台)のメレンゲの食感が、10分経つと変化するので「10分モンブラン」と言われているそうです。

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先日、御金神社参拝で無駄遣い撲滅を誓ったばかりにも関わらず、私もお店の看板メニューを注文しました。 始めの10分間、中のメレンゲはサクサクしていました。フォークを入れると簡単に崩れるくらいです。とっても軽くて、モンブランのクリームにマッチしています。アンジェリーナのモンブランメレンゲが、軽くなったものという感じがしました。➡︎個人の感想です。

 食感の変化を知りたかったので、半分は10分待ってからいただきました。ただの食いしん坊の私ごときに変化がわかるか不安だったのですが、確かに!メレンゲの食感に変化がありました。先ほどまではサクサク軽い感じだったのですが、10分弱経つと、それがしっとり、ムギュッとして来ました。空気からマカロンに変わった感じです。みなさん、このメレンゲの変化を試したくて長時間待っているんですね。

 お店の方々もとても親切で、子供連れでも安心して時間が過ごせました。ちなみにモンブランは一日の個数に限りがあるそうです。モンブランの他のランチメニューもおいしそうでした。その日はアジア料理のメニューだったようです。次回は食事も試したいです。

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