日本とフランスのあいだ

雪国で生まれ育った親と、南米で育ったちびっこ達の生活記録です。筆者は、お笑いと福袋をこよなく愛す40代です。

出でよ!日本のブックカバー!

9月からの新学期に向けて、フランスでも各家庭で用意するべき学用品リストがHPに掲載されます。長女が小学生になってからは、わが家も毎年渡ちゃんの憩いの場、カルフールでそろえて来ました。
用意するのは青インクのペンやプラスチック定規など、馴染みの学用品ばかりなのですが、なんやら今年は夫が見慣れぬ「ビニールのぐるぐる巻き」を購入しておりました。↑の写真のやつです。

長女が登校2日目にして、ブックカバーがどうだのこうだの、みんなやってきただのなんだのと騒ぐので、「落ち着け〜っ」と話を聞くと、どうやら先日購入したビニールぐるぐる巻きを、良きサイズに切り、セロテープで留めてブックカバーとして活用しなければいけないそうなのです。

「え〜。じゃ、なんでブックカバーで売ってないのよ〜。」と、今みなさんも思ったであろうことを、ブツクサ呟く渡ちゃん。既成のブックカバーがあれば、わざわざ、丸まりたがっているビニールを伸ばし、切れ味の悪いハサミで切って、貼り付きの悪いセロテープで留めるという一連の作業をしなくて済むわけですよ。
まぁ、このぐるぐる巻きによって、ブックカバーを各サイズ取り揃えて買わなくてもよいわけですが…。ラップとはまた違うので、もっさりしてしまったり、ボワんとしてしまったり、そうかと思うと、逆にピキーン、パツーンとしてしまうので、けっこうめんどくさい。
とりあえず、↑の連絡帳1冊だけでよかったので、ビニール切り貼りしてがんばりました。

フランス人もきっとみんな同じ気持ちに違いないのに、なぜブックカバーを販売しないのかと首を傾げたのは、まだまだ明るいフランスの夕暮れ時でした。


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