日本とフランスのあいだ

雪国で生まれ育った親と、南米で育ったちびっこ達の生活記録です。筆者は、お笑いと福袋をこよなく愛す40代です。

11月11日

11月11日と言えば、そう「ポッキーとプリッツの日」です(๑˃̵ᴗ˂̵) フランスにもポッキー(みたいなの)はありますが、この日はフランスではポッキーよりも大切な行事があります。「第一次世界大戦終戦記念日」です。
フランスではほとんどの市町村に終戦記念碑があります。私が住む村の役場にも記念碑があり、11月11日11時から式典が行われました。

小学校では、この式典関連の歌の授業があったらしく、希望者は合唱団として参加できます。わが家の長女は親もびっくりの音楽センスを持っているのですが、本人は音楽が大好きで、この重要式典の合唱団に参加表明をしました∑(゚Д゚) 当日の朝まで、毎日のように声高らかに歌の練習をしていたわけですが、毎日違う歌に聞こえたり、朗読寄りになっていたり、お経を読んでいるように聞こえたり(´-`).。oOでも歌いたい気持ちは自由…No music No life、頑張れ長女。そんな彼女は、10時からリハーサルがある!と、意気揚々と出かけて行きました。

11時になると、教会の鐘が10分間に渡りフランス全土で鳴り響き、各市町村で終戦記念式典が執り行われます。村の素人管弦楽団の伴奏で、有志の小学生合唱団が歌います。この村の出身者で、戦士した方々の名前が1人ずつ読み上げられたり、戦時中に恋人に宛てた手紙が読みあげられました。戦没者のために、記念碑に子供達が花を手向け、1時間に及ぶ式典が終了しました。


式典が終わると、村役場でアペリティフが振舞われます。私もワインとおつまみをいただきました。子供達はポテチとジュースをいただけるので、わが家の姉妹はポテチコーナーから片時も離れることなく、お腹を満たして帰りました。

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