今年は跳びたい長女
今週のお題「2019年の抱負」
長女が「ゴム」を欲しがっており、数週間ずっと言い続けるので、先日とうとう買ってあげました。村の小学生女子の間で『ゴム跳び』が流行っているそうなのです。昭和生まれの私が小学生の頃に山形でしていた遊びを、平成最後の年にフランスの少女達も楽しんでいるとは驚きです。
遊ぶのにゴムは1本で十分なはずなので、なぜ彼女が熱烈にゴムを欲しがるのかよくわかりませんでした。まぁ、でも「よし。買ってやろうではないか。」と言ったものの…ゴムが高い!!日本なら100円ショップでさえも手に入るであろうゴムが、カルフールで5ユーロ(約625円)もするのです ∑(゚Д゚) 手芸コーナーの前で取ったり戻したりと悩みましたが、女に二言はなし。思い切って購入しました。買って来たゴムを見た長女はあれやあれやと大騒ぎして喜びました。学校へ持って行くと張り切っているので、先生に取り上げられたりしないのかと聞いたところ、思いもしなかった答えが返って来ました。
なんと。女子はみんなマイゴムを持って来ており、休み時間により早くサッとゴムを掲げた者が、最初に跳ぶ権利を得るそうなのです。跳ぶのに失敗したら、次の人に順番が回って来るらしいのですが、マイゴムを持っている女子は絶対に失敗することがなく、休み時間が終わるまで跳び続けるそうな。つまり、長女がはまっていたのは、ゴム跳びというよりも『ゴムを膝に掛けて立っている係』だったのです!ゴムを膝に掛けながら、いつか跳ぶ日を夢見ていたそうで… (^_^;)
遂にマイゴムを手に入れた長女は、早速いとこのヤニスとユーゴを誘ってゴム跳び練習を始めました。
しかしながら、男子はゴム跳びへの興味が長くは続かず、結局イスを相手に自主トレに励む長女。
年が明けて「今年は絶対に跳ぶんだ!」と張り切る長女。陰ながら応援したいと思います ( ˊ̱˂˃ˋ̱ )