日本とフランスのあいだ

雪国で生まれ育った親と、南米で育ったちびっこ達の生活記録です。筆者は、お笑いと福袋をこよなく愛す40代です。

雨の日には傘を

 フランスの人々は、雨が降っているのになぜか傘をささないなぁと思っていました。アジアや、ブラジルでは雨➡︎傘が普通でしたが、フランスでは雨の日にだいぶ濡れて歩いているフランス人を何度も見たことがあります。傘代の節約なのか、はたまた雨に濡れたい気分なのか、または映画のような失恋でもしたのかと考えてしまう濡れ様…。

日本に長くお住まいの欧米の方は、雨の日に傘を差している方も多いようですが、なぜかヨーロッパでは傘をささずに歩いている人が多いと感じます。

最近、雪だったり雨だったり、雪が雨に変わったりと、傘があったらよりよいシチュエーションのわが村。わが家から幼稚園/小学校までは徒歩5分くらいです。かなり近い方だとは思いますが、5歳の次女は、気分によってゆっくり歩いたりすることも多いので、小雨ならまだしもザーザー降りの雨や、しんしんと降り続く雪の日には、たとえ5分でもコートは濡れ、体が冷えてしまいます。次女のペースに合わせて歩く私と長女しかり。

でも最近、長女が傘を持って行くのを嫌がるんですΣ(-᷅_-᷄๑) コートが濡れる、風邪をひくとわかっているのに、なかなか持って行ってくれない。不思議に思っていたのですが、最近発覚したその理由は!なんと!先生が『雨でも雪でも帽子をかぶってくれば十分だから、学校に傘を持って来てはいけない』と言うのだそうです Σ(゚д゚lll)

う〜ん。子供達が風邪をひくかもということは考えていただけないのかなぁ…。先生が傘を禁止にするのは、傘立てがないのが理由だそうです。確かに昇降口に傘立てはありません。先日、雨がひどかった時に、校舎の外や自転車置き場などに傘を立てかけて置かせたところ、長女は先生から傘を持って来たことを叱られてしまったそうです。これから先も何年も使うのだから、学校に傘立てを買ったらいいのではないでしょうか〜!?もし、その予算がないというなら、校舎の外に傘を立て掛けるくらいは認めて欲しいものです。

ちなみに先生方は、駐車場から校舎までの1分ほどでもちゃっかり傘をさして来て、自分の教室内に置いているそうな…。ふ〜ん…(°▽°)

フランスでは現在も、私が育った昭和の日本のように、保護者よりも教師の意見が絶対的なところがありますが、それでも雨の日に傘をさして行くことくらいは許して欲しいものです。文句言ったら、モンペ扱いされてしまうのだろうか… (´-`).。oO

 

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