日本とフランスのあいだ

雪国で生まれ育った親と、南米で育ったちびっこ達の生活記録です。筆者は、お笑いと福袋をこよなく愛す40代です。

なぜ、わが家はお金が貯まらないのか?

どうやら、フランスやドイツをはじめとする、ヨーロッパの一般家庭の夕食は質素であるようです。
来客がある時や、週末の昼ごはんには、前菜、温かい肉・魚料理、チーズやデザートが出ますが、平日の昼は、子供達は学校給食、大人は社食や外食がほとんどのようです。
家族で食べる夕食はと言うと、野菜のスープとパンとか、ハムとチーズとパンなどの簡単な食事がほとんどであると、NHKなどでもお馴染みの、タニアさんたるステキなマダムの書籍や、ヨーロッパの暮らしをテーマに書かれた書籍を読んで知りました σ(^_^;)

確かに。昨年の今頃、お義父さんの家に滞在していた3ヶ月間、夕食はスープとパン、またはハムやチーズとパンでした。どうしても、足らなくて、子供達に隠れて寝床でクッキーを食べたものです(°▽°) 義理の兄の家庭も、義理の妹の家庭も、そう言えば夕食は毎日スープと言っておりました。しかも彼らは、我々日本人が思うような、ミネストローネやらコーンスープやらポタージュやら、いろいろなスープを作るわけではなく、野菜を煮てミキサーにかけただけの、ただただ質素な物を食べ続けているそうです。

なるほど。わが家が一向にお金が貯まらない理由はここにあったのかっ∑(゚Д゚)

わが家は、家族全員がアジア料理派なので、スパゲティ以外の洋食が食卓に上がることは、ほとんどありません。スープと言ったらネギとワカメの味噌汁ですが、夕食を味噌汁で終わらせることができるほど自制心が効くメンバーではないため、ご飯とおかずと味噌汁をしっかりといただきます。そのため、昼も夜も、肉や魚などお財布に優しくない食材が必要となり、一切外食をしていないにも関わらず、給料の多くが食費に消えて行くシステムになっています。フランス生活2回目、滞在2年目にしてようやく気がつきました!

そこで。日本への一時帰国の際に、イオンで無駄遣いや買い食いをして楽しむために、『夕飯、フランス人化計画➡︎夜はスープとパン大作戦』を家族に提案したのですが、誰よりも反対したのがフランス人である夫でした ( ゚д゚) あなたの国のやり方なのに…。さらに子供達も反対。フランス人のハーフのくせに…。フランスに一番関係のない私が、涙を飲んで『夕飯、フランス人化計画』を提案しているのに…。まぁ、そんなわけで。家族3名の猛反対を受けて、今でもわが家は日本風に食事をいただき、食費が家計を圧迫し続けております。


有機食品のスーパーで購入できる絹ごし豆腐とおからです。私は有機でなくても気にならないのですが、カルフールなど普通のスーパーでは豆腐を扱っていません。割高ですが、時々買います。


近所のスーパーで春菊を見つけました!レジの方が2人がかりでも、春菊が何という名前の野菜か解明できず、私も春菊のフランス語を知らず、Ton Hoと言う、明らかに違う野菜の値段で販売してくれました。安くなるなら大歓迎。


サバのスモーク(黒胡椒味)を見つけました!干物みたいな感じで食べられそうだなと思って購入しましたが、東北出身の私にも耐えられないしょっぱさで、半身を食べるもたいへんでした。水につければ塩が抜けるのだろうか…。

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