日本とフランスのあいだ

雪国で生まれ育った親と、南米で育ったちびっこ達の生活記録です。筆者は、お笑いと福袋をこよなく愛す40代です。

ストライキをやめてほしいのですが…

誰もいない原っぱで、飼い犬と戯れる小学生。この写真の撮影はとある木曜日の午前中です。

平日の午前中に、公民館横の原っぱで小学生が一人で遊んでいる…。なにか違和感はありませんか?そうです!この小学生は、学校に行っていないのです∑(゚Д゚)

長女の担任の先生が、なんと!昨年末から毎週木曜日に個人でストライキをするので、長女(5年生)のクラスが休みになっているのです…((((;゚Д゚)))))))
同じ小学校内で、同じ学年でも他のクラスは普通に授業があると言うのに、毎週木曜日に長女のクラスは休みになるのです。お〜い、せんせ〜い…。
次女(1年生)の担任の先生は幸いにもストライキをする気はないらしく、滞りなく授業が行われております。➡︎これが次女には面白くないらしく、なんで自分だけ学校に行かなきゃいけないんだとブーブー言っております σ(^_^;)

例えばですが。アヌシー近郊の学校全部がとか、校内全クラスがストライキとかなら、まだわかります。
でも、長女の担任だけがストライキを行うと言う不思議。そしてそれが許されると言う不思議。しかも、アヌシー近郊の小学校は毎週水曜日が休みですから、木曜日も担任が休みを取ると言うのは、もう連休を楽しんでいるとしか思えない(°▽°) よって、長女は週に3日しか学校に行っていないのです。教師にストライキをする権利が認められているならば、子供にも授業を受ける権利と言うのが存在するのではないのだろうか〜。義務教育ですよ〜。

フランスは共働きが基本ですから、親はもちろん仕事があります。そのため、ストライキ1回目の時は無料で学童が解放されました。当然のことながら、クラスのほぼ全員が学童に行ったそうです。まぁ、当たり前のことです。
そしたら、2回目以降は『祖父母も近くにおらず、預け先がない、本当に学童の利用が必要な人だけ。まず村の役場に電話をかけて、なんで学童に子供が行かなければいけないか説明し、役場からOKが出た家庭の生徒のみ利用可』に変更になったのです。
「退職金がもっと欲しい」と言う欲望のために、振り回されている我ら…。主婦の私には学童に長女を預ける権利などなく、毎週木曜日はこうして飼い犬パステルと3人で過ごしております。フランスはこんなことがまかり通るんだなぁ。



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