日本とフランスのあいだ

雪国で生まれ育った親と、南米で育ったちびっこ達の生活記録です。筆者は、お笑いと福袋をこよなく愛す40代です。

でかしたぞ、パステル!

お題「#おうち時間

 わが家のパステル(アリエージョワ)は、猟犬の部類です。しかもイノシシなどの大型動物用の猟犬です。(ちなみに自分で獲物を仕留めることはなく、トドメは飼い主に委ねるタイプの猟犬だそうです。)そんな猟犬と言えど。わが家のパステルは、小さい時から猫に怯えては震えが止まらなくなり、ネズミに怯えてはパニックに陥り、散歩中に芝刈り機がウィーーーーンと鳴り響いた時には、その音にビビリ倒して、車道に飛び込もうとしたほどの小心者です。とてもじゃないけど、イノシシを追い込むなんてパステルには無理でしょう。

 先日、そんなチキンのパステルが、これまでにないくらい集中して材木に向かって吠え続けていました。他の犬が家の前を通るときに、その友達犬を呼ぶためにワオーンと鳴くことはあるのですが、長い時間ワンワンワンワン吠え続けるようなことは全くありません。いつものパステルとは違うあまりの剣幕に、子ども達をパステルのところへ派遣しました(そして母はのんきにコーヒーを飲む♪(´ε` ))

 すると。長女が「何かいる!何か見える。トゲトゲ!ウォー!」と騒いでいるではありませんかΣ(゚д゚lll)家の改装時に出た廃材に向かってパステルが吠え続けていたので、その木材の下にネズミの家族でもいるのかもしれないと思い、ようやく私も庭へ出たところ…


 根性なしのパステルが、決して諦めずに何か探し続けています。
 木材は重いし、何より面倒だったのですが、パステルが吠え続けるとご近所迷惑になるので、長女と一緒にそれらの木を移動することにしました。ヒーヒー言いながら木材をどけると、なんやら巨大なサボテンのようなものがあります。私が「ゴミだよ。なんか巨大なマリモみたいだね。」と言うと、子供達は「違うよ!ハリネズミだよ!」と言うではありませんかっ。そのサボテンマリモは直系25㎝ほどもあります。私が知っているハリネズミは、なんかもうちょっとこう小さくて、かわいらしいやつなのですが・・・。でも、そのサボテンみたいなマリモをよく見てみると、確かに上下に息をしているように動いています。こうやって動いている以上サボテンでもマリモでもないのでしょう。とりあえず、これまでにない勇敢さを見せたパステルは、ハリネズミに近づいて、速攻で鼻を負傷したので、とりあえず車庫で待機させることにしました。
 
 家に野生のハリネズミが住み着くなんてことは滅多にないので、ずっとわが家で暮らして欲しいのですが、パステルがいる以上、吠えてご近所に迷惑がかかってしまいます。とりあえずハリネズミを動かしてみようと3人で話し合って、丸まったハリネズミを木の枝で転がしてみました。太めの木の枝を使ったのですが、ずっしりと重みが伝わってきます。少し転がし、息を殺して静かに様子をうかがうと…
 急にハリネズミの呼吸(上下の運動)が早くなり手足をピョコンと突き出しました~!!


 転がしてしまい、上下逆さまになっているので、フガフガと苦労しているハリネズミ


 そして、のそのそとまた別の木材の下に身を隠すハリネズミ

 結局、どうしても自分から出て行ってくれず、パステルは至近距離で吠え続けるので、いろいろ考えた結果、ボールのように転がして、わが家の敷地から出ていってもらうことにしました。本当はずっと家にいて欲しかったけれど…(´-`).。oO Lサイズ白菜くらいの重さのハリネズミを、3人交代でなんとか転がして、家の外に出て行ってもらいました。はじめまして。そして、さようなら。ヨーロッパハリネズミよ。

 お義父さんによると、わが家にパステルが家にやって来た2019年の11月末から、一日中家の門を閉めるようになったので、それ以前のある夜、歩いて堂々と入り口から入って来て冬眠していたのだろうと言うことです。冬眠している間は匂いも出ないのか?パステルも気がつかなかったようですが、冬眠から覚めた途端パステルに発見されたのだろうと。追い出してしまったのは、本当に残念ですが、パステルのおかげで貴重な経験ができました。チキンもやるときゃやるな~。


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