日本とフランスのあいだ

雪国で生まれ育った親と、南米で育ったちびっこ達の生活記録です。筆者は、お笑いと福袋をこよなく愛す40代です。

わが家の12月の風物詩

 あっと言う間に年末です。昨年は10月中旬には、もうクリスマスのおもちゃのカタログがポストに配布され始め、わが家の子供達も早々に落ち着きをなくしておりました。てっきり、フランス人達はクリスマスが近づくと、全員浮き足だってウハウハするものだと思っておりましたが、今年は11月下旬もまだみなさんお静かで、12月に入ってからようやくスーパーにクリスマス商品が並べられました。

 義理の妹は、クリスマスの家族ディナーの用意や、6人の子供達の食べ物やらプレゼントやらに必要以上に奔走し、毎年12月半ばには疲労困憊です。なぜならば、親切な彼女は「家族14人全員が楽しく過ごせるように、全員が食べられる食事にしたい!」と、メニューを考えるのにいつも頭を悩ませるからです。当日、否定的な感想が出ようものなら泣き出します(・Д・) 14人もいれば、食べ物の好みが完全一致するようなことはないわけで「Aが食べられない人は、BやCなどの他の物を食べろ!」と言うスタンスでよいと思うのですが、彼女は毎年とってもがんばってくれます。

 そんな義理の妹を見ては「そんなに疲れるなら、別に全員で集まらなくてもいいではないか」とか、「お正月にゆっくり休んで、餅を食べて、新春のお笑い番組さえ見られればそれでいい」と思っているような自己中心的な私には、なぜ彼女がそこまでがんばるのか、来仏して3年経った今もわかりません。
 苦しむ義理の妹と、「クリスマスノアトニ、ヤセマス」と自分に言い聞かせ、とにかく食べまくり、おなかがはち切れんばかりになっているわが家のフランス人を見ることが、私の年末の恒例行事となっております(°▽°)

 毎年、何の用意も手伝わない義理の兄が「Covid-19とはいえ、今年も家族全員で集まる。いや、クリスマスなんだから集まらなければならない!」と言い始め、何も用意しない彼とその嫁の代わりに、今年も義理の妹がとうとう2週間ほど前から走り出しました(;゚ロ゚)
 私の夫は、私がクリスマスよりもお正月に重きを置いていることを重々承知しており、更に「毎年モメるのに、なんで集まるんだ?」と言う素朴な疑問を投げかけたことがあるので、私にあまり手伝いや料理の準備などを求めて来ません。
 
 わが家は24日に、ケンタッキーフライドチキンで「パーティーバーレル」を購入する予定です。これにケーキとシャンメリーさえあれば、私には最高のクリスマスなのです!25日の家族のクリスマスディナーは、今年もきっとモメるので特になんとも思っていませんが、私は今から24日にパーティーバーレルを購入し、口のまわりも手もベタベタにしながら、チキンを食べるのがとにかく楽しみでなりません!
 早く、クリスマスにならないかな〜。いや、早くパーティーバーレル来ないかな〜( ´艸`)

 11月末に植木やさんに柿の木を探しに行ったら、生のクリスマスツリーが売られていました。わが家は、永遠に使えるプラスチック製のクリスマスツリーがあるので、生のツリーを買う予定はありません。でも、あと10年後くらいにプラスチックがボロボロになったら、一回くらい買ってみたいです。
 
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