日本とフランスのあいだ

雪国で生まれ育った親と、南米で育ったちびっこ達の生活記録です。筆者は、お笑いと福袋をこよなく愛す40代です。

パステルが、掲載されていました(^_^)/

 大学進学を機に山形の実家を出ることになった時から、母に長年「身の丈に合う生活をしなさい」と言われ続けて来ました。にも関わらず、就職のために上京してからは、東京のきらびやかな生活に憧れたりして、欲しいものだらけで、ずいぶん背伸びした生活をしていた気がします。当時の東北では食べられないものもたくさんありましたし、テレビで見ていた場所に実際に行くことができると言うのは、田舎者にしてみたら夢のようなことですから、貯金もせずに食べまくっておりました (^з^)
 華の東京生活を満喫した私は、田舎者をすっかり卒業して、シティガールになったと思い込んでいたのに、現在はバスが1時間に1便しかないフランスの田舎に住んでいます。田舎者、異国でまた田舎者に逆戻りです。しかし、食べるものも着るものも十分にあって、家があって家族が健康で、これ以上の幸せはないと思うようになりました。⇒「あれ、食べてみたい」と言う言葉は、今でも頻繁に使っているような気がしますが σ(^◇^;)

 山形⇒仙台⇒東京(大田区)⇒東京(品川区)⇒アヌシー(フランス)⇒クリチバ(ブラジル)⇒京都⇒アヌシーと何度も引っ越しをしました。ずいぶんと遅すぎましたが、自分は多くの物を持ちすぎているぞ!とブラジルあたりでようやく気がつきました(´-`).。oO 2016年に、ブラジルから出国するときに信じられない量の日用品、子供用品、衣類を処分することになったのです。捨てることなく、全てブラジルの方々にもらっていただくことができたのが、せめてもの救いでしたm(._.)m そこまでして、ようやく考え方が変わりまして、身の丈に合った生活をしよう...と、やっと思うことができました。母の教えが20年後にやっと娘に届いた形になります。私が母の言うことを聞くのに20年かかるのですから、現在、わが家の子供達が私の言うことなんか一切聞かずに、勉強も片付けもしないのは当然なのかもしれませんσ(^◇^;) 回り回って、自分に仕打ちが戻って来ているのでしょう。そんな私は一生かけてもミニマリストにはなれませんが、断捨離と片付けを繰り返し、なんとなく快適な暮らしができるようになりました。
 
 しかし。わが家のフランス人は、何も捨てられない人間です。なんでも「一応取っておく」というタイプなので、わが家が片付くと言うことはありません。期限切れのクーポンなんかは私がこっそり捨てていますが、やつはとにかくため込む男です。旅行先でご当地Tシャツを買うことを楽しみとしており、太ってしまってもう着られなくなったTシャツも「オモイデデスカラ」と言って、飾るわけでもなくただタンスの肥やしにしています。ご当地Tシャツ17年分がタンスで眠っておりますので、夫は女の私よりもずっと衣装持ちです。
 そんな夫を反面教師とし、私は無駄なものは決して増やさないようにと日々心がけております。心がけているだけですが...٩( ᐛ )و
 デジタルデータ然り。子供達の写真はHDに移動したりアルバムにしたりしています。愛犬パステル坊やの写真は、時々パチリと撮っては「犬のきもち、ねこのきもち」と言うアプリ内のアルバムに保存することにしまして、自分の携帯には数多く残さないようにしています。気が向いた時に撮るだけなのですが、パステルの写真も少しずつ増えて来ました。アプリが今後消滅しないことを願います。

 だいぶ前になりますが、なんと!事務局から、「犬のきもち、ねこのきもち」の記事(アプリ内)にパステルの写真を掲載・使用しましたと言うメッセージが入っておりました!特に意識して撮った写真でも、お気に入りの1枚でもないのですが、編集部の方が使ってくださったようです。なんか、本人(本犬)よりも、筋肉ムキムキに写っていますが、わが家の貴重な思い出になりました!ありがとうございました。

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