日本とフランスのあいだ

雪国で生まれ育った親と、南米で育ったちびっこ達の生活記録です。筆者は、お笑いと福袋をこよなく愛す40代です。

早めの桜まつり

 京都は雨の日が続いています。きれいに咲いた桜も、もう散り始めています。先週が開花のピークだったようで、桜を見るために海外からもお客さんがたくさん来ていたようです。

 4月の第1週目の週末は、市内の所々でさくら祭りが開催されていました。わが家は先斗町に近い「高瀬川さくら祭り」に行ってきました。開花予想よりも一週間ほど早い開催だったため、花を見ながら酒を飲むことはできませんでしたが、元・立誠小学校で行われたさくら祭りで、金魚すくいをしたり、町内会のお母さん達が調理したおでん、焼きそば、たこ焼きなどを思う存分いただいてきました。お母さん達の料理には、食いしん坊の血が騒ぎました。

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 お天気にめぐまれ、暖かい一日でした。古い校舎は現在、映画館やカフェになっています。この日は校内で似顔絵や手工芸品の販売などがありました。

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 50メートルくらいですが、舟で高瀬川を往復できるイベントもありました。しかも無料です。主に海外からのお客さんが楽しんでいました。

 高瀬川角倉了以、素庵父子によって開通された運河です。水深はかなり浅く十数センチです。そのため底が平らで喫水の低い高瀬舟と呼ばれる小さな舟が物流に使われたそうです。二条から四条には舟の方向転換や荷物の上げ下ろしを行う「船入」が作られました。現在は「一之船入」だけが史跡としいて残っています。

 近くを流れる鴨川に比べると小さな川ですが、河原町先斗町の間に位置していて、橋も多く、川に沿って桜の樹が植えらていてとても趣のある川だと思います。