日本とフランスのあいだ

雪国で生まれ育った親と、南米で育ったちびっこ達の生活記録です。筆者は、お笑いと福袋をこよなく愛す40代です。

大根は白と決まっているわけじゃない

 私の楽しみは、食べることと寝ることです。好きな酒を飲んで、お腹いっぱい食べて、そのまま寝床に移動して「食べてすぐに寝ると牛になる...」と、自分でムニャムニャいいながら眠りに落ちていくのは、なんとも幸せなひとときです。私はそんな生活を18歳から続けています。以前、夜遅くアイスクリームを食べようとしたら、わが家のフランス人に「ヨルニ アイスヲ タベルナンテ。コドモジャ ナインダカラ。」と言われた時には、「子供じゃないから食べるんだよ。子供は、夜遅くにアイスなんか食べられないだろう」と堂々と言い返しました♪(´ε` )

 「フランスでは男性も同じように家事や育児に参加する」と、雑誌やテレビで言われたりして、フランス人男性に魅力を感じている若き乙女のみなさんもいらっしゃるようですが、はっきり言ってそれは人によります(断言)。フランス人だから家事をする云々ではなく、日本人の男性でも家事や炊事をする方はたくさんいらっしゃるはずです。やはり国籍は関係なく、人によって違うのではないでしょうか。
 
 わが家では、家事は90%私が担当しています。残りの10%は、子供達5%、夫5%くらいの割合かなと思っています。自分が食べたいものだけを永遠に作り続けられるので、私は炊事が好きです。家事を手伝ってもらえるのはとってもうれしいのですが、夫の作る卵を10個も使ったおそろしくパサパサのオムレツや、給食のソフト麺なみにのびているスパゲティを食べるのならば、私は自分で食べたいものを作りたいのです!私は、食事に対する並々ならぬ思いがあるのです!私は伊達に人生を食べる時間に、お小遣いと給料を買い食いにつぎ込んで生きてきたわけではないのです!
 ブログを読んでくださっているみなさんには興味のない、私の食に対する熱を語ってしまいましたε-(´∀`; )

 そんな食い意地の張った雑食の私も、40歳を過ぎるとやはりアジア食や和食がほっとするようになりました(*´-`)そんなわけで、フランスでも毎日のようにアジア食を食べているので、野菜もアジア系が必要でして、なんとか似たような野菜を探して日々和食作りに励んでいます。インターネットで、フランス居住の先輩のみなさんが教えてくださる情報をもとに、日本の野菜に近いものを近所のスーパーで購入しています。予想と違った結果を楽しめる野菜があるので少しご紹介します(^-^)v

 こちらは、Radi noir(黒大根)です。まるで炭のような出で立ちで、とても大根とは思えないのですが、スーパーで手に入る大根の中では意外にもこの黒い大根が一番日本の大根に近い味がします。なぜ、こんなにも色黒なのかは謎です...。

 Salsifisです。どう見ても、ゴボウだ!!とカルフールで小躍りして、こんなにもたくさん入った袋を購入したのですが、これはゴボウと言うよりも芋に近い野菜のようです。キンピラゴボウを作ってみたら、すごい勢いで煮崩れて行きました(°▽°)

 私は大根おろしや、漬物がだいすきなので、黒大根には毎日のようにお世話になっています。ゴボウもどきは、申し訳ないのですがその後は購入せずに、日本食材のお店で冷凍食品を購入しています。
 村の生活は、パステルの散歩くらいしか歩く機会もなく、食べることがこれまで以上の楽しみになっているため、フランスに来てからどんどんジーパンがきつくなって来てるな~と思う今日この頃です(´-`).。oO

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