日本とフランスのあいだ

雪国で生まれ育った親と、南米で育ったちびっこ達の生活記録です。筆者は、お笑いと福袋をこよなく愛す40代です。

遅くたってQuick

少し前に、家族でマックに行きまして、店員さんとお客さんの言い争いを目撃しました。

土曜日のお昼時に、マクドナルドに人だかりができていたので、よほどフランス人はマックが好きなのだろうと思っていました。しかし、それは人気だからというわけではなく、注文と支払いをしてから待っている方々でした。注文してから、なんと30分待ちのお客さん、中には40分待っている方々でごった返していたのです。ちなみにわが家は25分待ちで商品をいただきましたσ(^_^;)

とうとうキレた男性が「ファーストフードで30分待つって、どういうことなんだっ!」と叫び始めました。謝るんだろうなと思っていると…なんと、(たぶん)女性の店員さんが「食べたくないなら返金するから帰れ!!」と逆ギレしたのですΣ(゚д゚lll)
男性が「もう30分待ってるんだから、返金なんかしなくていい。早くしろっ!」と言い返すと、「こっちは、解決策を提示してるんだから、文句言うのはやめろっ!」と泥沼の争いが始まりました。短髪で、半袖から出た両腕がタトゥーで覆われた(たぶん)女性の店員VSキャップにスタジャンとサングラスのラッパーのような出で立ちの男性。30分以上待たされている多数のお客さんが静まりかえるほどの攻防でした(°_°)

ラッパー男性のあまりの剣幕に、奥から気の弱そうなマネージャーらしき男性が「お客様、落ち着いてください。すぐにお調べしますから、伝票を見せて下さい。お持ち帰りですか?」と対応したのですが「持ち帰りかどうかぐらい、伝票見ればわかるだろっ!」と、ラッパーが小声で話すマネージャーにキレ始め「声が小さいんだよ!聞こえるように話せ!」と、きっとマネージャーがみんなの前で、一番言われたくないであろうことを大声で叫んでいました。マネージャーのシャンプーハット(みたいなの)をかぶった顔が、心なしか悲しそうに見えました( ˊ̱˂˃ˋ̱ )もはやハンバーガーとは関係ないことをけなされる、心優しき小声マネージャー…。

厨房にはたくさん食べ物が出来上がっていて、置き場所もないくらいでした。作るのが遅いわけではなさそうです。どうやら、トレイに並べたり、持ち帰り用に準備ををする作業がうまく行っていないようです。つまり、先ほど逆ギレしていた店員さんに大きな原因があるということなんでしょう…。ほぼほぼ彼女のミスで店が回っていないのに、傷つく心優しきマネージャー…。
アヌシーのマックにはそんな思い出ができました。マックは待ち時間が長いことがわかったので、フランス発のバーガーショップ「Quick」に行って来ました。こちらは、店員さんの愛想もよく、小声でもなく、お客さんとのコミュニケーションもうまくとれていたので、提供時間がクイックじゃなくても、誰も怒り出すこともなく、楽しく食事ができました(^-^)



写真右側の箱型の部分は子供用の大型遊具コーナーです。おかげで、大人もゆっくりできます。


ポテトがアメリカ風(細切り)とフランス風(太切り)から選べます。キッズミールは年齢や食べる量で大小2サイズから選べます d(^_^o)

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11月11日

11月11日と言えば、そう「ポッキーとプリッツの日」です(๑˃̵ᴗ˂̵) フランスにもポッキー(みたいなの)はありますが、この日はフランスではポッキーよりも大切な行事があります。「第一次世界大戦終戦記念日」です。
フランスではほとんどの市町村に終戦記念碑があります。私が住む村の役場にも記念碑があり、11月11日11時から式典が行われました。

小学校では、この式典関連の歌の授業があったらしく、希望者は合唱団として参加できます。わが家の長女は親もびっくりの音楽センスを持っているのですが、本人は音楽が大好きで、この重要式典の合唱団に参加表明をしました∑(゚Д゚) 当日の朝まで、毎日のように声高らかに歌の練習をしていたわけですが、毎日違う歌に聞こえたり、朗読寄りになっていたり、お経を読んでいるように聞こえたり(´-`).。oOでも歌いたい気持ちは自由…No music No life、頑張れ長女。そんな彼女は、10時からリハーサルがある!と、意気揚々と出かけて行きました。

11時になると、教会の鐘が10分間に渡りフランス全土で鳴り響き、各市町村で終戦記念式典が執り行われます。村の素人管弦楽団の伴奏で、有志の小学生合唱団が歌います。この村の出身者で、戦士した方々の名前が1人ずつ読み上げられたり、戦時中に恋人に宛てた手紙が読みあげられました。戦没者のために、記念碑に子供達が花を手向け、1時間に及ぶ式典が終了しました。


式典が終わると、村役場でアペリティフが振舞われます。私もワインとおつまみをいただきました。子供達はポテチとジュースをいただけるので、わが家の姉妹はポテチコーナーから片時も離れることなく、お腹を満たして帰りました。

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クレープへの憧れ

食べることと、寝ることが何より好きな43歳です。
日本では、おやつと言えば10時と15時ですが、フランスでは16時が定番です。よって、私は最低でも10時と16時の2回はおやつを食べています。さらに、ランチの最後は絶対甘いものとコーヒーを欠かさず、大好きなお笑い番組を見る時はスナック菓子を片手に楽しんでおります。幸せだなぁ〜(´∀`)

先日、お義父さんがカルフールからクレープをおやつに買って来てくれました。
私の世代ですと、若い頃「クレープ」と言えば、田舎者の憧れの街「原宿」にて、標準語と言われる言葉を話す、例えばチェッカーズのようなハンサム男子が、おニャン子クラブのようなイケてる女子と、ジャニーズショップやのりピーグッズのお店が立ち並ぶ竹下通りというところを拠点とした、それはそれはお洒落なデートで食べるものでありました。(➡︎昭和生まれ、地方出身の方々には、きっとわかってもらえるはず……偏見だらけですみませんm(._.)m)

そんな憧れのクレープが、現在ではどこの街でも食べられるようになりました。しかーし!フランスでは!私(達)が憧れた、あの片手に持って食べられる、生クリームやらアイスクリームやら、カラースプレーチョコレートやらのトッピングが、厚めでピンク色の紙に包まれたものは食べられませんΣ(゚д゚lll)
クレープは薄焼き卵のようにヒラヒラとしていて、フランス人はバターだけ塗ったり、砂糖だけを振ったり、ジャムだけ塗ったりと、わりとシンプルな感じで食べているようです。イモが憧れる原宿のクレープとは違う…。でも、逆におしゃれなのか?イモにはどっちがおしゃれなのかさえわからなくなっています。
それでも私は、ここフランスで、イモの憧れ「原宿タイプのクレープ」を手にする日を夢見ております!


カルフールには「ひとりでにクレープマシーン」が設置されています。絶妙な薄さで焼き上げてくれて、4枚または8枚のパックで販売されています。お値段は1枚あたり約0.8ユーロ(約103円)です。薄さを考えると割高な気もしますσ(^_^;)

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やっと板が入りました〜

既に予定より2年ほど完成が遅れているわが家ですが、とうとうLDK部分に床板が入りましたd(^_^o)

相方が自分で床板を貼ると豪語しておりましたが、やはり素人。廊下や浴室の比較的小さい部分の床板を貼るだけでも、だいたい4週末ほど費やして、なんとか形になったくらいです。やっと自分の実力に気がついたのか、一番面積が広いLDK部分は業者さんにお願いする気になったようです。私は君には無理だと気がついていたよ…。


コンクリート打ちっ放しだったリビング部分。むき出しです(^_^;)

2ヶ月この状態を見続けて来ましたが、たった2日で家らしくなりました!コソボからやって来た、働き者のムッシュー2人のおかげです。

コソボも玄関で靴を脱ぐ文化だそうで、玄関部分と色違いの床板を入れたい気持ちをわかってくれました٩(^‿^)۶ フランス人達に土足で入られる度に、奥歯をギリギリやっておりましたが、これで少し言い出しやすくなりました。


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道頓堀!

アヌシー駅前に、この街唯一のショッピングセンター「Courier 」があります。駅から少し離れたところには「Galeries Lafayette/ギャラリーラファイエット」がありますが、フランスではこちらはショッピングセンターと言うよりも百貨店という認識のようです、と言っても二階ぽっきりですが(´-`).。oO
Courier は、帰省時にわが家の子供達が足繁く通う、山形のイオンモールより小さいわけですが、ここしかないので人々が集まっています。無料休憩所では充電もできるし、ソファーもふんだんにあるので、若者達のかっこうの溜まり場です。


そんなCourierに先日遊びに行った際に、ステキな風景写真のデコレーションをみつけました。世界の街角を写した写真です。


その中に、なんと!我らが道頓堀の写真が!グリコマークも白黒になると、なんだかシックです。でも、やっぱりあの青と白のネオンが見たい…。

「諸聖人の祝日バカンス」中でしたので、ちょうど子供向けの無料イベントが開催されていました。わが家の長女はイベントが大好きなので、参加予約をして安心させてからでなければ、買い物どころではありません。私も無料と聞くと参加せずにはいられない、とんでもない貧乏性なので、張り切って参加表明をさせてもらいました。
「化石発掘イベント」のようで、まずは人類の進化についての説明を聞きます。子供達はそんな話はどうでもいいから、早く発掘させろと〜と、ほぼほぼ聞いていませんでした。私に至っては、そんな難しい言葉をいろいろ言われても、もうちんぷんかんぷんなので、子供達と一緒に発掘させろという視線を送りました。


探検隊的な帽子を被せられてスタート。小学以上の参加ですが、保護者同伴で次女も参加させてもらいました。母は、発掘道具は貸してもらえましたが、探検隊の帽子は貸してもらえなかったなぁ。


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