日本とフランスのあいだ

雪国で生まれ育った親と、南米で育ったちびっこ達の生活記録です。筆者は、お笑いと福袋をこよなく愛す40代です。

家の代官は私だっ!

尊敬するライフオーガナイザーのお友達に「マイルールのある不思議ちゃんタイプの脳」と診断してもらったことがあります。これはありがたい。
小中高は「変わり者」「変人」と呼ばれ、大学生くらいになったら「天然」というだいぶ優しい言葉が使われるようになったものの…。社会人になったらやっぱり「何か足りない人」「宇宙人」と格上げされたのか、格下げされたのかわからない言葉で形容されてきた人生。そこで新しい形容「不思議ちゃん」。メルヘンチックでよし!と、とっても前向きに捉えております。

⬇︎こちらがお友達のサイト『空間たのしみラボ』です。
https://organizar-vida.blogspot.com

「利き脳」のタイプから自分の行動やクセを知るのは、ライフオーガナイズの手法の1つで、家や思考などを整理する際の参考になるそうです。(ちなみに私はインプット左脳、アウトプット右脳の左右脳タイプです。)
そんな私は、過去の恋愛や思い出はどんどん処分する冷酷な人間です。まるでドラマのワンシーンのように、ベランダで写真に火をつけて燃やしたことだってあります。子供達の作品は写真にとって保存してありますが、現物は子供達に選んでもらって厳選しています。ただ、私の人生で最も大切なのは友情。友人達との大切な思い出は、これまでも、そしてこれからもちゃんと保管しています。

そんなわけで、いろいろ処分しているのですが、問題がっ!
相方とその家族は、とにかく物を取っておく民です(^_^;) もう20年使ってないんだから、もう使わないし、使えないものもたくさんあります。目を盗んでちょこちょこ捨てているのですが、量がハンパない。
無料でもらったと思われる商品名入りのグラスが段ボール2箱分、6人家族分のフルコース食器セットが数セット、20年以上前のバイク、子供の頃のスキーセットやら、30年前に好きだったバンドのポスター、一回も聞いていないCDとここ10年は手にとっていないDVDが100枚くらい…などなど。
頭の中にしまっておける思い出はそれでいいじゃないか〜。と思うのですが、お義父さんも義理の妹もそんな感じです。義理の妹に関しては、壊れた掃除機や、鍵を無くしてしまって開かなくなったキャビネット、家族4人分の着ない服などが山積みで車庫を占領しており、肝心の車は常に外に停めてあります。でも、今でもどんどん物が増えて行っている。いつか山手線の車窓から見たゴミ屋敷に遠からず…。
そんなわけで私と義理の家族は、家の掃除や片付けに関して相容れないわけです。捨てられないなら、代わりに捨ててあげるのにな〜。背負い投げでゴミ箱に入れてあげるよ〜。

この村は、金曜日の夕方がゴミの日です。なので、ゴミ箱に入れた物をチェックされないように、15時頃、相方もお義父さんもいない時間を見計らって、処分する私。「ミニマリストは他の家族の物は勝手に捨てない」そうですが、私はミニマリストではないので、家族の物もどんどん捨てます。悪代官と呼ばれてもかまわない。ヒールにはいつだって覚悟が必要。

そんなわが家のいらぬものが吸い込まれて行く様子⬇︎

まずは、ゴミ箱を所定の位置にセットします。


自動でゴミ箱がクルッとまわって、いらないもの達は、もう取り返しがつかないほどに遠くへと旅立ちます。

きっと無駄なものはもらったり、買ったりしなければいいんだなぁ。物は使ってくれる人のところに行くのが一番。金曜日近し。またいろいろ捨てる日が近づいている。

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