日本とフランスのあいだ

雪国で生まれ育った親と、南米で育ったちびっこ達の生活記録です。筆者は、お笑いとおにぎりをこよなく愛す40代です。

何事もモチベーションが肝心である、と思う

話せたら嬉しい言語はいろいろありますが、どんな言語でも「ちゃんと」話せないとダメかなと思います。

例えばわたしyumlaserは、他の方から見たら多言語話者ということになっています。(日本語、英語、中国語、フランス語、ポルトガル語)

でも自分では、日本語以外はどれも中途半端で恥ずかしいのです。

英語は小学生の頃に洋楽に興味を持ち、そこから歌詞をダイレクトに理解したいと思って始めました。結果、大学で英文科に進むことになりました。中国語は仕事で必要でしたので、背水の陣で一気に話し方を覚えました。読み書きは苦手ですσ(^_^;)フランス語ですが、アヌシーのような小さな町では、生きていくために覚えなければなりません。配偶者が日本語を話すフランス人ということもあり、その状況に甘えてしまい、あまり上達していません。ポルトガル語は、ブラジルに住んでいる時に、子供が現地の幼稚園に通っていたので、先生方やママ友とのやりとりでどうしても必要でした。なんとか旅行会話くらいはできるようになりました。自分から好きで始めたのは英語だけですが、他の言葉を覚えているうちに、どんどん退化しています。このように、私は全てが中途半端です。

 なにごとも中途半端というのはよろしくないものです。外国語も、母語以外に一つでも「ちゃんと」話せたら、それこそ何語だって仕事につながる可能性があるし、人助けになる日が来るかもしれません。私のようにどれも半端では、なーんにも実りません。

 

わが家のちびっこたちは、3ヶ国語(日本語、フランス語、ポルトガル語)の理解が可能でした。当時、長女6歳、次女2歳。

それもすごいことだなと思いますが、3ヶ国語とも同じ年頃のちびっこよりも語彙は乏しく、ラテン語と日本語の文法が混ざってしまいます。「アリスのママ」と言いたいところを「ママのアリス」のように言ってしまうのが、なかなか直りません。時には、3ヶ国語を一文にミックスして話すこともあります。こうなると、もうチンプンカンプンです。

彼女たちは母語であるはずのフランス語の基盤が固まる前に、2言語目、3言語目の情報が入ってしまったので、どれもごっちゃになってしまったのでしょう。

子供の頭は柔らかいし、これからいくらでも修正・習得ができると信じて、期待しています。

心配なのは、母語以外の言葉を話したくなくなってしまうことです。「日本語を話すのはかっこ悪いこと」「他の子と違っていて、なんだか恥ずかしいこと」と思われたら悲しいなと思います。母は、ひっそりとプレッシャーにならないように、日本語と日本文化から心が離れないように手助けしたいと思っています。

関西風たまごサンド【喫茶マドラグ】

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 同じ日本国内でも、東と西では食べ物の呼び方が違ったり、味付けが違ったりするようです。うどんは有名な例ですが、洋風メニューのたまごサンドも違うと言う事をしりました。

 私は東日本で生まれ育ったので「たまごサンドイッチ」と言えば、ゆでたまごをつぶしてマヨネーズをまぜた「たまごサラダ」をパンに挟んだものです。

 関西(京都?)のパン屋さんや、喫茶店で売られている「たまごサンドイッチ」には2種類あります。1つは、東日本と同じでたまごサラダを挟んだものですが、2つ目はなんと!「だし巻きたまご」を挟んだサンドイッチです。

 初めて「だし巻きたまごサンドイッチ」を見た時は、日本で新しく流行りだしたメニューなのだろうと思っていましたが、どこのパン屋さんに行ってもこのタイプのたまごサンドイッチがあり、近所の喫茶店には、だし巻きたまごサンドイッチを求めて、連日長蛇の列ができています。

 インターネットで調べてみると、関西では昔からだし巻きたまごを挟んだサンドイッチが食べられているそうです。

 【喫茶マドラグ】という喫茶店は、とてもだし巻きたまごサンドイッチがとても有名なお店です。このお店のだし巻きたまごサンドイッチを食べるために、みなさん遠方から来ていらっしゃいます。桜や紅葉の季節など、京都でも特に観光客が多い時期は、お昼過ぎにはもう夕方までの予約でいっぱいです。「パン売れ切れました」と張り紙がされている日もあります。

 私も、愛知から友人が会いに来てくれた時に、1時間待ち(席を予約して、1時間後に戻って来ることができます)で行ってきました!それが、⬆︎の写真のたまごサンドイッチです!厚さは10センチくらいあるのではないでしょうか。もはや、サンドイッチと言うよりも、だし巻きたまごを食べている感じでした。フワフワで柔らかくて、かなりのボリュームです。友人と各1品頼んで、たまごサンドイッチは半分ずつ食べようと決めたのですが、どうしても食べ切れず、申し訳ないのですが残してしまいました…。他のメニューは頼まず、このサンドイッチだけに集中することを強くお勧めします!

 

madrague.info

 

 

 

 

 

姉妹の性格の違い

 なんでも、電車の中の痴漢は「気が強そうな女性」は狙わないそうです。私は生まれてこのかた、痴漢に触られたことはありません。自分では気が強いとは思ってはいませんがその点から言えば、「気の強そうな女」に見えるのだと思います。本当は気が強いというよりガサツなのと、触りたいような対象ではないと言うだけなのでしょうが、痴漢に遭わずに済んだという点ではとにかくよかったと思います。

 わが家の姉妹は、長女が内でも外でも気が弱く、次女はかなりの内弁慶です。

 気の弱い長女は、空席が出るまで1年待ってやっと入れた学校のタップダンスクラブを、上級生から意地悪をされることに耐えられず、相手に嫌なことを止めてと言うこともできず、半年ほどでやめてしまいました。タップダンスをしたい気持ちよりも、続けたくない気持ちが大きかったようなので、無理して続けさせませんでした。

  逆に気の強い次女は、幼稚園で他のこども達に意地悪をしていないか、手を出したり、大声で威嚇したりしていないかとハラハラして、母はけっこうな頻度で次女の行動や態度を先生に確認しています。どうやら今のところ、次女が威張る対象は自分の姉だけのようです。

 贅沢にも「普通」に「ほどほどに」を望んでしまいます。気が強いのと、弱いのと、どちらが良いのかはわかりませんが、とにかく人様に迷惑をかけず、健康に育って欲しいものです。

鵺(ぬえ)を討った矢が祀られています【神明神社】

 筆者は大学を卒業してから台湾の会社に勤めていました。退職して10年ほど経ちましたが、今でも無性に台湾料理が食べたくなることがあります。いろいろ探して市街地に「台北城」という台湾料理のレストランを見つけました。そのレストランの隣にこじんまりとたたずむ神社があります。神明神社です。この辺りは神明町という住所になっています。

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 天照大神を祭神としていて、平安時代から人々の崇拝の社となっていますが、いつ創建されたのかは定かでないそうです。

 なんでも、近衛天皇の時代、頭は猿、尻尾は蛇、手足は虎の「鵺(ぬえ)」という怪鳥がいて、その怪鳥が毎晩空に現れ都を騒がせたそうです。そこで、弓の名手の源頼政が退治の命を受け、こちらの神明神社に祈願後、見事に怪鳥「鵺」を退治できたと伝えられています。 

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  鵺退治の時に使われた弓矢の「やじり」二本がこの神社の宝物として祀られていて、今でも祭礼の時に飾られるとのことです。ぜひ実物を見てみたいものですね。⬆︎(3枚目)写真が飾られていました。

 この神社は、厄除け・火除けの神と言われています。護国山立願寺円光院(天台宗)という寺によって管理されていましたが、明治初期の神仏分離令によって神社だけが残されたため、その後は神明町が管理しています。また、文子天満宮の祭神が戦後合祀されています。

 祭礼は九月の第二土曜日、日曜日とのことですので、鵺を討った矢が見られるのかもしれません。その時に、もう一度足を運んでみようと思います。

 ちなみに、ご朱印スタンプタイプのものが缶に用意されていて、300円奉納した方は持ち帰ってよいことになっているようです。

去りゆく名字

 日本の名字はバラエティ豊かです。佐藤さん、齋藤さん、鈴木さん、渡邊さんなどはクラスに2~3人いたりしますが、他の名字はかぶらないことも多いですよね。

 フランスではPetit(プチ)さん、Dubois(デュボワ)さん、Martin(マルタン)さんという名字がとても多いそうです。日本で言う佐藤、鈴木、渡邊と言ったところでしょうか。

 私の旧姓は、日本でもよくある名字ですが、結婚してから戸籍上の名字はフランスのものでカタカナになっています。日本には確実に1軒だけです。

 なぜ日本に1軒と断言できるかと言うと、わが家のフランスの名字はとても珍しく、なんとフランス国内にも2軒/2家族(?)だけなのです!

 パリの方に同じ名字のご家族がいらっしゃるそうですが、残りの1家族は私達になります。(お父さん宅、おじさん宅、わが家の3家族)そのため、ここで発表するとすぐに発見されてしまうので、書くことはできません。

 

 東日本大震災が起きた時に、フランス在住のお友達が、私の家族を心配して電話をくれました。彼女とは、昔からメールでやり取りしていて、電話番号を交換したことはなかったのですが、変わった名字なので電話帳で探して電話をかけたら、2軒目であっさり私が「もしもーし」と日本語で出たことに驚いていました。

 ちょっとさみしいことですが、そんなわが家の名字もあと50年もすれば消滅するでしょう。と言うのも、わが家の子供達は長女・次女の女子だけなので、フランスでも結婚すれば、名字が変わります。たとえ入籍しないとしても、そのこども(私にとっての孫)の名字は、お相手の方の名字と混合の姓となることが予測されます。フランスでは、子供は両親共の名字を名乗ることができます。≪佐藤鈴木 花子≫のように、名字を二つくっつけることができます。

 夫の妹は、結婚してすでにご主人の姓になっています。一方、夫の兄は入籍しておらず、内縁関係なので、彼らの子供達は既にお嫁さんとの混合の姓になっています。親戚も女性ばかりなので、この名字はどうやら本当に無くなってしまうようです。

 「婿に入る」的なことがあれば、名字も続いて行くのかもしれませんが、自由に生きるのがフランス人。わが家の名字も残り時間はあと少しです。