日本とフランスのあいだ

雪国で生まれ育った親と、南米で育ったちびっこ達の生活記録です。筆者は、お笑いと福袋をこよなく愛す40代です。

冬のバカンスがようやく明けました ♪(´ε` )

7週間に一度のペースで必ずやってくる、子供達のバカンス。2月のバカンスもやっと終わりました。ふぅ~。子供達と毎日一緒なのは、幸せなことで楽しいのですが。それでも、母には掃除・洗濯・食事の用意などがあり、それらはさっさと済ませてしまいたい!

しかし…。母が何か始めようとすると、ちょうど同じタイミングで始まる子供達のケンカ。双方の言い分を聞き、それが落ち着くと今度は「見て見て!」と、フニャフニャと柔らかく動くロボットダンスを何度も見せられる時間がやってきます。一日に何度も繰り返される言い争いと、毎回同じ動きのロボットダンス。テレビを見せると「この後どうなるの?」と、私が知る由もない番組の結末を教えろと言われ続け、昼ごはんの時間には、口をモグモグしながら「今日の夜ごはんはなに?」と聞かれる毎日 ε-(´∀`; )
 サンクチュアリ〜!目の死んだ笑顔で’’私に聖域を15分ほど与えてくれ〜!’’と心の中で叫ぶ母σ(^_^;) こんな毎日ドタバタの2週間がようやく終わりました。バカンス初日から始まった長女のロボットダンスは、日に日にロボットの雰囲気が薄れ、後半はただ人間がクネクネと踊るたこ踊りへと変わっていました(°▽°)

 これまでのバカンス中に、近くにあるからと言う理由で行っていたスケート教室は、オリンピック選手をも輩出したことのある本格派のスケートクラブが運営しています。バカンス中しか参加しない長女はすでに練習について行くことができなくなりました。そこで、何か家の近場で他に楽しめる場所はないかと調べて、長女は隣村のストリートダンス教室、次女はわが村のボルダリング教室に参加することにしました。

 こんな何もない村に、なぜか存在するボルダリングの施設。とうとう村の未開の地に足を踏み入れる時がやって来ました!
 次女は割と運動神経がよく、何よりも怖いもの知らずなので、初日にして壁のてっぺんまで易々と登ることができました。それもこれも、指導してくださる先生方がよかったので、上まで登れただけなわけですが٩( ᐛ )و
 アルプス山脈が近いこの地域では、登山はもちろんボルダリングも人気のスポーツのようです。週に一度のボルダリング教室も4歳から入会できます。次女はスケート以上に体を動かすことのできるボルダリングにすっかり心を奪われたようで、9月の新年度からはスケートを引退してボルダリングを始めると力んでおります。引退するほどスケートに打ち込んでいたわけでもありませんが…(°▽°)
 高いところが苦手で、運動能力の著しく低い母には理解できない選択。本人が楽しければそれでいいかなと思います。

↓まずは、低い壁を横渡りで落ちないように進む練習です。12名ほどのちびっこを、保育士さんのように子供の扱いが上手な先生が指導してくださいます。子供達がみんな楽しそうだったのがとても印象的でした。遊びベタの親としては、もう感謝しかない。。

ワタリ119を愛する次女は、レスキュー隊員のように降りられたことに非常に満足しておりました。

 我々が住んでいるオート・サヴォワ県は、フランスで三番目にコロナウィルスの感染者が多く、現時点で59名です。お義父さんとお義母さんは、楽しみにしていた村の「チーズフォンデュ大鍋祭り」の中止が決まったと、ちょっと残念そうにしていました。
 私たちはこの2週間、スーパーでの買い物以外には村から出ませんでしたが、アヌシーの繁華街にある、唯一のショッピングセンターも閑古鳥が鳴いていたそうです。アヌシーもこんな状況ですが、子供達の学校はバカンスが延長されることもなく、予定通り始まりました。

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やっと雪が降った〜(^-^)

今年はオート・サヴォワも暖冬です。実は、アヌシーは冬のオリンピック開催地として名乗りを上げていたほど冬には自信があるです。➡︎結果、韓国の平昌に決まりましたが…(°▽°)
そんな、ウィンタースポーツが盛んなこの地域のスキー場が、今年は雪不足で閉鎖されているのです…( ´Д`)

今週の月曜日は冬にも関わらず、日中は18度まで温度が上がったと思ったら、水曜日は一日中雪でした。そして、今日も雪は降り続いています。雪ん子の私にはまだまだもの足りませんが、全く降らなかったこれまでを思うと嬉しいものです٩( ᐛ )و

フランスのインターネット情報によると、アリエージョワは寒さにも強いらしいのですが、わが家のアリエージョワ犬、パステルは寒いのが苦手のようです。スキー場生まれで、生後2ヶ月までは雪の中で暮らしていたはずなのに…。パステルは雨も苦手のようで、散歩に連れて行こうと思っても絶対に来てくれませんσ(^_^;)
今朝は雪が積もっていたので、どんな顔をするのかと思っていたら…意外にもはしゃいでいました!これで、念願の♪犬はよろこび、庭駆け回り〜♪を見ることができました。


次女に「雪だるま作ろう」と誘われたのですが、力仕事は全て母(・Д・)次女の仕事はボタン、目、口に使う石ころを見つけることです。朝から汗をかきました。


趣味で作った私のモザイコ作品にも氷が張っていました。氷をベロベロするのが好きなパステルも、いつもと厚みの違う氷を見て、前足で踏んでいますσ(^_^;)
 

朝7時はまだ薄暗いのですが、雪を見て飛び出す子供達に続き、パステルも駆け出しました。

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高級しいたけ

フランスの一般家庭の朝ごはんは、甘いもの+飲み物。以上!です。
例えば、パウンドケーキだったり、フランスパンにジャムとバターだったり、クロワッサンだったりと変化はありますが、それらと飲み物です。国内旅行に言った時も、ホテルの朝食はケーキやパンにジャム、ヨーグルトや果物が少しと言った具合でした。日本のように、朝からハムやベーコン、卵料理、サラダなどを食べる習慣はないようです。

わが家の場合、母である私が少しでも楽をしようとする道楽者ですのでσ(^_^;)、平日はフランス風の朝食で済ませて、休日は日本風に食べています。そして、昼・夜は日本の家庭料理(和洋折衷スタイル)です。そのため、食材も日本寄りのものを買うことが多く、食費もフランス人家庭と比べたらだいぶ高いようです。しかし、食べること寝ることだけはどうしても譲れない私(°▽°)まぁ、わが家は母が、オシャレなフランス人マダムと違ってずんぐりむっくりで、衣類、化粧品、交際費に全くお金がかからないので、そこでバランスをとっております。

わが家のフランス人はしいたけが大好きです。私はしめじや舞茸が好きで、子供達はキノコならばなんでも好きと言うキノコラバーズが揃った家庭です。
しかしながら、フランスでしいたけは高い…。マッシュルームの1キロ約4ユーロ(484円)に対し、しいたけは1キロ約15ユーロ(1,815円)もするのです((((;゚Д゚)))))))
そして、しいたけはなぜか絶対セールにならない!この2年間、しいたけの値段が下がったのを一度も見たことがありません。安定の高級品。おかげで、売り切れることはほとんどありませんが、普通のフランス人からしてみたら他のキノコで代用すればいいのにと言ったところでしょう。

家族でホームセンターに行った時、夫が「オモシロイモノミツケタ」とキノコ栽培キットコーナーからしいたけ栽培キットを持って来ました。そこで、このキットを買えばわが家のしいたけ代が少し節約できるのではないか、好きなだけ食べられるのではないか٩( ᐛ )وと自分達の都合のいいように、しいたけがどんどん育つ幻想を抱き、喜んで購入しました。

⬇︎しいたけ栽培キットなのに、しめじの絵が描いてあるのはなんでなんだろう(°▽°)

しいたけ好きの夫が、毎日霧吹きで水をかけて手塩にかけて育てていたのですが、ある日悲劇が!!なんと、テーブルの消毒用に常備しているアルコール除菌スプレーを、しいたけの株に吹き付けてしまったのです∑(゚Д゚) 菌類のきのこにまさかの除菌スプレー!!
大至急、除菌スプレーを吹き付けた部分をナイフで削ぎ落としましたが…。購入後に、わが家で栽培に成功したのはたった2本。

今となっては、1キロ15ユーロのしいたけの方が割安。確かに肉厚でおいしかったのですが、今のところは他に生えてくる気配もなし…。栽培キットが20ユーロ(約2,420円)ほどでしたので、1本10ユーロ(約1,210円)という高級品を食べていることになりますΣ(゚д゚lll)昔話でも学んだように、やっぱり欲張ったらいけないということなんですなぁm(._.)m

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パステルの犬小屋は、屋根がフタのように開きます

わが家のアリエージョワ犬パステル、2月21日で生後5ヶ月となりました。
私たちが思い描いていたパステル子犬時代は予想よりだいぶ短く、子犬と村を駆け回るという夢は、おおよそ1ヶ月ほどで終了しました。そして、散歩の度にすごい力で引きずられている日々。次女の力ではパステルの引っ張りを制御できず、リードを持つことを自分から辞退するほどです。これが、イノシシ狩り用の猟犬の実力…(゚∀゚)小さな犬が欲しけりゃ、小型犬を飼うべきということです。
心はまだまだ子犬で遊ぶことが大好きなパステルですが、すっかり成長した体は細身で筋肉質です。パステルが飛びつくと次女は必ずなぎたおされます。それでも、同じチビ同士とっても仲良く遊んでいます。(服は泥だらけ、ズボンは穴だらけですが…σ(^_^;))

パステルがわが家に来てくれのは寒い11月末でしたので、それからずっと夜は必ず車庫の中に入れ、大きな段ボールを倒して、中に毛布やクッションを入れてベッドとしております。
夏には車庫生活をやめて犬らしく犬小屋で暮らせるようにと、パステル小屋を用意しようと言うことになりました。
しかし。いつまで待っても買う気配がない(p_-) またしても、夫の「明日スルスル詐欺」だ…と思って数週間が過ぎたところ、とうとうわが家のフランス人が重い腰をあげました∑(゚Д゚) そう、買わないのです!作るのです!


なぜか家にたくさんある余った木材を利用して、インターネットで犬小屋の画像を探します。それにしても、なぜわが家には木材が余っているのだろう…(´-`)


私の希望で、雨宿りができる場所がある犬小屋にしました。


あの成長速度なので、小さい入り口を使えたのはわずか1ヶ月ほど…。すぐに、入り口拡大作業を行いました(^◇^;)

これからもまだまだ大きくなる予定のパステル。⬆︎の犬小屋にも入れなくなる日が来るんだろうなぁ。

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犬と言いつつ、人間を散歩させる

わが家のフランス人(夫:43歳)は、「ウンドウシナイトイケマセン」ともう15年言い続けています。私が知る限り、この15年で彼は2回ほどスポーツをするために出かけました。
1回目は東京に住んでいる時(かれこれ10年以上前)に一度、友達とフットサルをするために外出したのですが、試合開始後わずか10秒で肉離れによりリタイアし、夕方には足を引きずって帰ってきました 。ちなみにこの時のポジションはゴールキーパー… (°▽°)
そして2回目は3年前に京都にて。京都に住む予定の2年間は、二条城の周りをランニングすることにしたと意気込み「とりあえずウォーキングから始めた方がいいよ」という私の忠告を無視したために、走った翌日から筋肉痛に襲われ、二度と夜のランニングに出かけることはありませんでした…(-_-)
彼が運動をする気配が微塵もないのはなぜなのか?にも関わらず、「ウンドウシナイトイケマセン」と言い続けるのはなぜなのか?運動する気がないなら、言わなきゃいいのに…(・Д・)

わが家にアリエージョワ犬のパステルが来て早3ヶ月、間もなく生後5カ月を迎えます。犬が来たら散歩が必要なので、さすがの夫も1週間に一度、15分ほどパステルを連れて散歩に行くようになりました。これはすごい ♪(´ε` ) たったこれだけのことでも、何もしないよりはましだろうと前向きに考えております。

日曜日はわりと暖かく天気もよかったので、お義父さんと一緒に5人+1匹で村の森を散歩してきました。


村の森は自動車も二輪車も侵入禁止です。


パステルに川を見せるとか、水を飲ませるとか言ってましたが、本当は自分も河原で少し休みたかったようです。


この日はだいぶ流れが速いようでした。夏は中に入って遊ぶこともできるキレイな川です。


森の工事現場で見つけた我らがKubotaの重機。日本から離れたこんな村でも大活躍です!

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