日本とフランスのあいだ

雪国で生まれ育った親と、南米で育ったちびっこ達の生活記録です。筆者は、お笑いと福袋をこよなく愛す40代です。

食は文化

 私たちが日本在住の期間、義理の兄・妹家族、義理の両親ともそれぞれ3回ずつ遊びに来てくれました。みなさん、その度に日本を満喫して帰って行きました。

 彼らは日本食が大好きなのですが、滞在期間も2週間を過ぎると「毎日、醤油味はきつい・・・。」と言い始めます。私は、自分で醤油味のものを毎日食べている感覚はありませんでしたが、日本食は外国人にとっては醤油・味噌味の食事なのかもしれません。

 ちなみに私の知るフランス人達が口をそろえて「あれは、おいしい!」と言うのはお好み焼きです。とにかく、お好み焼きを食べさせていればみんなが幸せ。お好み焼きよりもお好み焼きのソースが好きなんではないかと思います。それなら、と思ってたこ焼きを食べさせてみると、タコを食べる習慣がなく、熱々トロトロをフガフガ言いながら食べることに共感できないのか、支持率はイマイチでした _φ(・_・

 ブラジルから京都に引っ越したばかりの時、夫の1ヶ月目の給料が入るまで2ヶ月ほどかかりました。節約のためにお好み焼きを連投したら、わが家のフランス人に「モウオコノミヤキハ、ヤメテクダサイ。ハキソウデスヨ。」と訴えられてしまい、それから2年ほどわが家の食卓には上がりませんでした。⇒冷却期間をおいたためか、今はとても喜びます ٩( ᐛ )و

  わが家の食卓は90%アジア食です。カレーやハンバーグ、パスタなどの日本でもおなじみの洋食はよく食べますが、主に煮物と白米を食べています。お昼に長女は給食、夫は社食でフランスのごはんを食べますが、家では白米を食べたがります。次女はフランス風の給食が苦手らしく、昼ご飯も自宅で日本食を食べたがります。どうやら彼らは「毎日、醤油味」が体に染みついたようです。よしよし♪( ´θ`)ノ

  私達はフランスに来てから3ヶ月、自宅が整うまでの間、お義父さんの家に居候させてもらいました。そこで私が感じたのは、「毎日チーズはきつい・・・。」でした。義理の家族は当たり前のようにチーズとフランスパン、生ハムやパテなどを食べているのですが、私には無理でした。子供の頃から胃袋には自信がある雑食の私めも、3ヶ月白米なし、醤油なし、乳製品と加工肉ばっかの生活はきつかった (_ _).。o○

 やっぱり、子供の頃から食べてきた味は文化として心身から離れないものなんですね。

 

 子供達は「さけるチーズ」が大好きです。フランスにはないだろうと思っていましたが、カルフールで見つけました!オリジナル、エメンタール、ゴーダの3種類です。こちらのさけるチーズは背が高くて細身です。 

 りんごはいつも「ふじりんご」を買います。フランスのりんごはフガフガ、モサモサしているのですが、日本種のふじりんごだけはシャキシャキしています。 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へ
にほんブログ村

 にほんブログ村 子育てブログ 海外育児へ
にほんブログ村