日本とフランスのあいだ

雪国で生まれ育った親と、南米で育ったちびっこ達の生活記録です。筆者は、お笑いと福袋をこよなく愛す40代です。

フランスで再会!出前坊や

フランスに来て間もなく4ヶ月、改装中の自宅に引っ越して2週間です。

そんなわが家に、先週末とうとう!シンクと蛇口が到着しました。やはり、フランスでは何事も一筋縄ではいかず、お店の人に紹介された蛇口が、なぜか中古品でしかも水道管と繋げないというトラブルもありました。何をやっても倍以上の時間と手間がかかる国…そして安くもない。それにしても、誰かの名字がマジックで書いてある商品を新品として売りつけられるって、なかなかない経験です(^_^;)
これまでは、浴室の洗面所で野菜、食器、調理器具を洗うという、屋内キャンプ生活をしていました。今は、台所に洗い場があるって、こんなに便利なことだったんだなぁ〜と心から感謝しております。なんでも当たり前だと思ってはいけませんなぁ。

屋内とは言えキャンプ的に暮らしていたので、なるべく簡単な食事を用意しておりました。贅沢にも“フランス家庭料理”も食べ飽きた頃だったので、お義父さんの家では食べられなかった、スナック菓子やピザや米飯を反動で食べまくっています。

ある日、私の憩いの場『カルフールのアジア食品コーナー』で、馴染みのある坊やの姿見つけました。そうです、彼は出前坊や!彼は頭髪が黄色く、彫りも深いので、フランスに来ても違和感なく溶け込んでいます。服装は昭和の日本を連想させますが、きっとフランスでは個性的でおしゃれと認めてもらえるはず。羽織った青と白のハッピが、彼の露わになった肌を引き立てています。
7年前のアヌシーでは買えなかったし、日本食には全く不自由しなかったブラジルでさえも、出前坊やを見かけることはありませんでした。でも、今はこんなにも私の近くにいる。ありがとう出前坊や、ありがとう日清食品。もう離さないよ、出前坊や。でも、サッポロ一番が現れたら、その時はごめんなさい。

日本にいた時は、わざわざ食べなかったインスタントラーメンも、外国の田舎にいたらすご〜く魅力的な食材です。さらに、インスタント麺は、現在のわが家のキャンプ生活にも適しています。懐かしい粉スープ、ちゃんと後入れごま油の小袋もありました。娘達は外国人ドン引きの食べ方=ズルズル〜ズルズル〜とすすり上げる手法で、見事に平らげておりました。よし。それでこそ、わが子。

あとは、やっぱりインターネットと洗濯機が欲しいなぁ…。

にほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へ
にほんブログ村
にほんブログ村 子育てブログ 海外育児へ
にほんブログ村