日本とフランスのあいだ

雪国で生まれ育った親と、南米で育ったちびっこ達の生活記録です。筆者は、お笑いと福袋をこよなく愛す40代です。

村人の楽しみ「りんご祭り」

毎年寒くなってくるこの時期には「La fête de la pomme / りんご祭り」が開催されます。今年は9月30日(日)に、このブログでは既におなじみの、村の公民館で行われました。
特にりんごの産地でもないけれど「りんご祭り」。でも、りんごとは無関係の他の村でも、同じように「りんご祭り」が行われているので、「秋の収穫祭」的な意味があるのかもな〜と私なりに勝手に解釈しています。

わが村の自慢は、公民館の屋外に設置されている石窯です。一年に一度、このお祭りでしか使用されない石窯で焼いたパンが販売されます。パンと一緒ににタルトも販売しているので「おっ。焼き立てタルトか〜(^-^)/」と喜んでいたら、石窯担当のおじさんが、どこかから、たくさんタルト箱に入れて運んで来て、石窯のとなりに並べていました…。これは、ここでは焼いてないぞ…σ(^_^;)


こちらがメインの「生搾りジュース」です。リンゴを破砕し、搾汁機に入れ、漏斗で地道にペットボトルに移します。1本は1.5リットルで、3ユーロなり(約390円)。
私達は午前中に行ったので欲しい本数を買えましたが、午後になるとリンゴが足りなくなるらしく、1人につき1本まで!と、購入できる数が限定されることもあるそうです。



郷土料理のタルティフレットです。巨大な鍋で作っております∑(゚Д゚) 山形でも毎年、巨大な鍋で芋煮を作って振る舞う「日本一の芋煮会」というイベントがあります。郷土料理を巨大化するのは万国共通なのかな。



こちらが、村自慢の石窯で焼き上げるパンです。毎年お昼前には全部売り切れてしまいます。私もこのパンを食べてみたくて、今年は10時半に出かけました。
残りわずかだったのですが、後ろに並んでいる人々のことなんかおかまいなしに10個買って行くという、憎っくきおじさんがっ!後ろでハラハラしてしまいましたが、最後の3つにギリギリ間に合い、無事に1つ買うことが出来ました。ふぅ〜。
パンは2ユーロ(約260円)➡︎右上の、小さな吹き出しが石窯パンです。りんごのタルトは5ユーロ(約650円)なり。



左右両側から、ギコギコと2人で引くタイプのノコギリで、木を切る体験をさせてくれるコーナーがありました。切り落として、お隣でパフォーマンス中の鍛冶屋のおじさん持って行ったら、無料で焼印を入れてくれます。2018の下にあるのは、村の紋章です。

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