日本とフランスのあいだ

雪国で生まれ育った親と、南米で育ったちびっこ達の生活記録です。筆者は、お笑いと福袋をこよなく愛す40代です。

今週もまた、鶏の丸焼き号がやって来る

 わが家では、食材の買い出しは私が一人で行っています。私にとってフランスでの車の運転は命がけでありますが、食べなければ生きてはいけませんので、食材の買い出しだけは車で行けるように何度も練習しました。日本のように生協さんやネットスーパーが充実していれば、命をかけてまで運転せずに済むわけですが、そんな便利なサービスはわが村には今のところ届いていないのです。
 
 そんな村に、なんと!昨年から、かなり小規模ではありますがマルシェがやってくるようになりました!ドンドンドン、パフパフパフ~٩( ᐛ )و٩( ᐛ )و 毎週土曜日の午前中に、このブログでも何度も登場した村の公民館の駐車場で開催されています。
 このマルシェには、八百屋さん、肉屋さん、チーズ屋さん、パン屋さん、ワイン屋さん、お惣菜屋さんとローストチキン屋さんがスタメンでやって来ます。八百屋さんとローストチキン屋さん以外は、テーブル一つでがんばっている個人経営のこじんまりとしたお店なので、商品の種類はだいぶ限られています。それでも毎週土曜日は、何の変哲もなかった公民館の駐車場が、店主達の手により村民の笑顔が集まる広場へと様変わりしているのです!

 もちろん私も喜んでいる村民の一人ではありますが、これまで食材の買い出しには無縁だったわが家のフランス人がこのマルシェにはまっています。
 「肉も野菜も十分にあるから今週は必要ない」と言っても、土曜日の10時になるといそいそとコートを羽織り始め、私が止めるのも聞かずに、公園感覚で行きたがる子供達を味方につけては、毎週マルシェへと出かけしまうのです( ゚д゚)

 特にはまっているのがローストチキン屋さんと肉屋さんのようで、結果わが家の冷凍庫は贅沢なことに肉だらけです。買ったからには、その肉を消費しなければいけないので、魚介類を食べる回数が減り、だんだん肉食家族になり始めています。夫が言うには、テーブル一つで販売をしているその小さな肉屋さんは、牛を自分で育てており、その牛を自分たちで絞め、さばき、加工しているので、非常に新鮮な肉だそうです。夫に、肉の味の違いがわかっているとは思えませんが「新鮮な肉」という響きにはまったらしく、毎週2キロほど買い込んで来ます(´-`).。oO 多い、週に2キロは多いよ。昨日は、ローストビーフ用の肉を買ってきて喜んでおりました。誰が調理するのかと言えば、魚の国からやって来た私なのに。わたしに、魚を、魚を食べさせろ~(・Д・)ノ

 ↓そして、こちらがもう一軒のお気に入り、ローストチキン屋さんです。ローストチキン、チキンウィングなどを始め、ローストポークやスペアリブ、ソーセージなどのお惣菜を買うことができる、黄色がまぶしい鶏の丸焼き号です。車の中で鶏を回しながら調理できるなんて、画期的だなといつも感心してしまいます。
 なんだかんだ言っておりますが、お惣菜を買ってしまえば温めるだけなので、実は私もこの鶏の丸焼き号を熱烈歓迎しています(=´∀`)人(´∀`=)

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